『胸が鳴るのは君のせい』の公開記念舞台挨拶が6月5日(土)に新宿バルト9で行われ、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華、髙橋洋人監督が登壇した。

原作は、2012年から2014年まで「ベツコミ」で連載され、累計発行部数250万部突破の大ヒット少女コミック。転校生の有馬隼人と、有馬を想い続ける篠原つかさが繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリー。主演を務めるのはジャニーズJr.内ユニット「美 少年」のメンバー・浮所飛貴。普段はクールで飄々としているが、つかさからの片思いを知りながらも変わらず友達として接する優しさや、時折見せる笑顔が魅力の、原作でも絶大な人気を誇るキャラクターを演じる。ヒロイン・つかさ役を演じるのは白石聖。そして2人の恋のライバルとして板垣瑞生、原菜乃華が出演。

本作では始めて観客を前にしての開催となった今回の舞台挨拶。浮所は劇場に観客を前に感激しながら挨拶をするが一言目で噛んでしまい、「ごめんなさい!」と謝る浮所に会場は笑顔に包まれた。改めて浮所は「ちょっとばかし緊張してますが、本日は足を運んでいただきありがとうございます。出来るか出来ないか分からない中でしたが、ここに立ててとても嬉しいです!お客様の前でイベントができて、泣いている人もいるし、自分でもグッときています。この光景を見れてうれしいです」と喜びと感謝の言葉を語った。

本作のテーマは“不意打ちの胸きゅん”ということで「最近ドキドキしたこと」を聞かれた浮所は「今日の朝、みっきー(板垣)に『今日はよろしくね』とメールをしたら、よくわからない変な改行で返事が来た。でも、その返信も朝から爽やかで心づけられて、きゅんきゅんさせられました」とエピソードを語ると、板垣は「真っ直ぐに『楽しもうね』と伝えるのがちょっと恥ずかしかった」と理由を明かした。白石は「かき氷が好きなのですが、お仕事で1日に4個かき氷を食べる機会があってすごく嬉しくて胸が鳴りました」と話すと「お腹痛くならない?」とほかの登壇者から心配されながらも熱いかき氷愛を語る場面も。

本作で初主演を果たした浮所について、共に撮影期間を過ごしてきたキャストだからこそ知る「座長・浮所にきゅんとしたエピソード」について、原は「麻友がお姫様抱っこされるシーンの時に、持ったまま数分キープしながらずっと気にかけてくれて、リアル有馬くんでリアル王子様でした」と明かし、浮所は「このコーナー恥ずかしい!」と照れながらも笑顔を見せた。

舞台挨拶ではサプライズで当日会場に来ることのできなかったキャストと多くのファンから応援メッセージが寄せられた特別なバックパネルが用意され、さらに監督からキャストにサプライズで花束が贈呈された。監督は「撮影期間は短かったけれど、一日一日が凝縮されていました。座長を筆頭にここまで皆に頑張っていただいて、この日を迎えられてよかった。この想いが全国に届いていくように願っています」とメッセージを贈ると、浮所は「これも本当にサプライズ!初めての主演映画で髙橋監督とご一緒できてうれしいです。胸きみカラーの青と水色のお花で、いい香りがします」と喜びを噛み締めた。

最後は浮所は「ここにいるキャストのみんな、今日ここに来ていないキャストのみんな、そしてスタッフの方々、全員のおかげでここに立てていることを実感しています。暗いニュースが日々流れている世の中ですが『胸が鳴るのは君のせい』によって、ちょっとでも日本が、世界が明るくなるような、ニコニコできるような映画になっていればと思っています。僕の初主演映画『胸が鳴るのは君のせい』、今後もよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました!」とメッセージを贈った。

【提供写真】

映画『胸が鳴るのは君のせい』は全国で公開中!
監督:髙橋洋人
出演:浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華、河村花、若林時英、箭内夢菜、入江海斗・浅川梨奈、RED RICE(湘南乃風)
配給:東映
©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会