トニー賞4冠の傑作ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『イン・ザ・ハイツ』の本編冒頭映像が解禁された。

トニー賞4冠(作品賞、楽曲賞、振付賞、編曲賞)とグラミー賞ミュージカルアルバム賞を受賞した傑作ミュージカルを映画化した『イン・ザ・ハイツ』。FOX NEWS、バラエティ紙、タイム誌など全米の名だたるマスコミがこぞって「今年最も観たい映画」に挙げ、はやくもアカデミー賞最有力とのレビューが出る。メガホンをとったのは、キャストがほぼ全員アジア人にも関わらず全米3週連続第1位を記録し異例の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ。胸を衝くパワフルなナンバーと、圧巻の群舞、ほとばしる熱狂と魂を揺さぶるメッセージ――。今こそ世界に、音楽の感動と熱い夢を届ける、ミュージカル・エンタテイメントに期待が高まる。

6月11日(金)に全米の3456スクリーンで公開された本作は、13日(日)までの3日間で11,405,000ドルのオープニング成績(BOX OFFICE MOJO調べ)を叩き出し、ジョン・M・チュウ監督にとって『クレイジー・リッチ!』に続く大ヒットとなった。

そして今回、本作の本編映像が解禁された。映画と同じタイトルのテーマ曲「イン・ザ・ハイツ」が流れるオープニングダンスシーンは、ニューヨークの片隅にある街で主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)が朝、家から出て自身がオーナーを務めるコンビニへ向かう様子から始まる。実際にニューヨークのはずれに存在する街「ワシントン・ハイツ」は音楽が街のそこかしこで流れている賑やかな街だが、このシーンでも街は軽快なリズムと音楽に溢れている。

続いてウスナビに挨拶するピラグア・ガイは「イン・ザ・ハイツ」の生みの親リン=マニュエル・ミランダ!さらに、ワシントン・ハイツの皆のお母さんのような存在のアブエラ(オルガ・メレディス)、街のタクシー会社で働くベニー(コーリー・ホーキンズ)、ウスナビが密かに想いを寄せるヴァネッサ(メリッサ・バレラ)など登場人物が次々とコンビニへ訪れる。そこでは街の人々が夢を追ってこの街へはるばるやってきたもののそれぞれ色んな問題を抱えていること、また街自体が大きな危機を迎えていることが描かれている。

500人以上のダンサー・エキストラを稼働し撮影された、ワシントン・ハイツの路上で繰り広げられる躍動感あふれる群舞シーンは圧巻!移民である住人達が居場所を追われる危機にあるなかで発する「何度でも立ち上がる」という力強いメッセージは、彼らの絆を感じさせ、胸を打つ。リン=マニュエル・ミランダが今も住む絆深い街「ワシントン・ハイツ」――実際の撮影でも多くの住民たちがこのダンスシーンの撮影に参加した。逆境に立ち向かいながら生きる人々の力強い魂の叫びを乗せたオープニングナンバーから幕を開け、物語がどのように展開するのか。

本編冒頭映像

映画『イン・ザ・ハイツ』は2021年7月30日(金)より全国で公開!
監督:ジョン・M・チュウ
出演:アンソニー・ラモス、コーリー・ホーキンズ、レスリー・グレース、メリッサ・バレラ、オルガ・メレディス、ジミー・スミッツ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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