スターサンズが“今、一番日本人が知りたいこと”菅政権の正体に迫ったドキュメンタリー映画『パンケーキを毒見する』が7月30日(金)より公開される。

衆議院議員総選挙が秋ごろに行われる見通しの“選挙イヤー”の今年。若者の政治離れが騒がれる昨今、今こそ政治への興味を呼び起こし、どの政党を支持するのか、そして政治を監視する目を養う必要があるのではないか。そんな政治を学ぶ入り口としておすすめなのが、政治をテーマに扱った映画を観る事。衆院選の前に、映画で楽しく政治を学んでから投票に行ってみてはいかがだろうか。今回は政治を学べるオススメ映画3作品を紹介。

『パンケーキを毒見する』7月30日(金)公開


安倍政権のナンバー2を長く務め、ついにトップの座に就いた菅義偉とはどんな人物なのか?日本アカデミー賞作品「新聞記者」や「i-新聞記者ドキュメント-」で官邸政治の闇や、菅首相をウォッチしてきたスターサンズが、“今、一番日本人が知りたいこと”菅政権の正体に迫り、報道からは決して見えてこないニッポンの真実を浮かび上がらせる、日本映画史上初・現役首相を描いたドキュメンタリー。現役の国会議員や元官僚、菅首相をよく知るジャーナリストらが、それぞれの立場から、菅義偉の人間像や菅政権の目指すもの、日本の現状とその危うい将来を語り尽くし、さらに、菅首相がこれまで国会で行なった答弁も徹底的に検証し、ポーカーフェイスの裏に隠されているものを探っていく。ナレーターには俳優の古舘寛治を迎え、証言の合間には、日本の“変なところ”を風刺するブラックなアニメーションが挿入されたユニークな政治バラエティ映画。

映画『パンケーキを毒見する』は2021年7月30日(金)より新宿ピカデリーほか全国で順次公開!
監督:内山雄人
ナレーター:古舘寛治
配給:スターサンズ 配給協力:KADOKAWA
©2021『パンケーキを毒見する』製作委員会

『スイング・ステート』9月17日(金)公開


大敗した民主党ヒラリー陣営の選挙参謀ゲイリー・ジマー(スティーヴ・カレル)は、農村部の票を取り戻す秘策として、YouTube動画で話題の人物、退役軍人ジャック・ヘイスティングス大佐を田舎の町長選挙に立候補させる。すると共和党は、対立候補の元にゲイリーの宿敵=トランプの選挙参謀、フェイス・ブルースター(ローズ・バーン)を送り込んできた。その日から、町長選をめぐるゲイリーVSフェイスの戦い、否、民主党VS共和党の巨額を投じた「仁義なき代理戦争」の幕が切って落とされた。大統領選でトランプに大敗した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすドタバタコメディ。

映画『スイング・ステート』は2021年9月17日(金)よりTOHOシネマズ日比谷、シネクイントほか全国で公開!
監督・脚本:ジョン・スチュワート
出演:スティーヴ・カレル、クリス・クーパー、マッケンジー・デイヴィス、トファー・グレイス、ナターシャ・リオン、ローズ・バーン
配給:パルコ ユニバーサル映画
©2020 Focus Features, LLC.

『コレクティブ 国家の嘘』10月2日(土)公開


2015年10月、ルーマニアのクラブ“コレクティブ”でライブ中に火災が発生。27名の死者と180名の負傷者を出す大惨事となったが、一命を取り留めたはずの入院患者が複数の病院で次々に死亡、最終的には死者数が64名にまで膨れ上がった。事件を不審に思い調査を始めたスポーツ紙の編集長は、内部告発者からの情報提供により衝撃の事実に行き着く。事件の背景には、莫大な利益を手にする製薬会社と、彼らと黒いつながりを持った病院経営者、そして政府関係者との巨大な癒着が隠されていた。真実に近づくたび、増していく命の危険。それでも記者たちは真相を暴こうと進み続ける。一方、報道を目にした市民たちの怒りは頂点に達し、内閣はついに辞職へと追いやられ、正義感あふれる大臣が誕生する。彼は、腐敗にまみれたシステムを変えようと奮闘するが…。世界中の国々が現在直面している医療と政治、ジャーナリズムが抱える問題に真っ向から迫ったドキュメンタリー。

映画『コレクティブ 国家の嘘』は2021年10月2日(土)よりシアター・イメージフォーラム、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開!
監督・撮影:アレクサンダー・ナナウ
出演:カタリン・トロンタン、カメリア・ロイウ、テディ・ウルスレァヌ、ブラッド・ボイクレスク
配給:トランスフォーマー
©Alexander Nanau Production, HBO Europe, Samsa Film 2019