Huluオリジナル『THE HEAD』の日本語吹替版が7月21日(水)からHuluで全6話一挙配信開始されることが決定した。

エミー賞を受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたラン・テレム製作総指揮のもと、さまざまな国の実力派キャストが集結し、日本からは山下智久もメインキャストの一人として出演した大型国際連続ドラマ『THE HEAD』。辺境の地にある南極の科学研究基地で展開する“震撼の極限心理サバイバル・スリラー”は、2020年6月に配信がスタートされ、世界各国から熱い注目を集めた。ヨーロッパの主要放送局や、HBO Asiaが網羅する23の国と地域での放送をはじめ、世界30の国と地域、15以上の言語で公開され、2021年7月現在ではアメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、ベルギー、ロシア、中国ほか、アジア、中東、北アフリカを含む世界約60の国と地域で放送・配信されている。

今回、『THE HEAD』の日本語吹替版が完成した。7月21日(水)からオンライン動画配信サービスHulu で、全6話まとめて配信される。さらに、山下のアフレコ時の様子やインタビュー映像も配信されるほか、今後も当時のメイキング映像の追加配信される予定。日本語吹替版では、山下智久が自らの英語セリフをすべて、自分自身で日本語に吹き替え。全編英語セリフに挑んだ撮影時から心機一転、今度は全編日本語セリフで研究員Akiという役柄と向き合う。

2019年夏、日本人キャストはたった一人という環境の中、スペイン・テネリフェ島&アイスランドで行われたオール海外ロケに参加した山下。今回の日本語吹替版アフレコでは、当時の記憶が鮮明によみがえってきたそうで…。「あの頃は、英語のセリフに感情を乗せる作業がすごく難しく、ただただ撮影についていくのに必死で…。今回アフレコをしながら、毎日もがきながら取り組んでいたこと、そんな僕を支えてくれたスタッフ・キャストの顔を思い出しました。たった3ヵ月のロケでしたけど、改めて“一生忘れられない夏”だったな、と思います」と山下。そんな郷愁に包まれて挑んだアフレコでは、新たな発見もあったという。

「英語で話している時は口も大きく動くし、表情も豊かになる。そこに、普通のテンションで日本語のセリフを乗せると、見ている人の中に違和感が生じてしまうんです。ディレクションを受け、テンションや声のトーンを調整しながら『あっ、よく吹替版の作品で聞いた感じだ!』って、楽しくなりました」と、笑顔でアフレコ中の心境を明かす。

また、「自分自身に声を当てるのはほぼ初めての経験で、終始不思議な感じでした」と話す山下は、アフレコ中も、ディレクターからの指示を一つ一つ真摯に受け止め、秒単位の間合いや微かなトーンの調整を繰り返しながら、全力で挑んでいる。山下本人も「すごく難しかったです…」と苦笑するが、苦労と同時に大きな達成感も得たよう。「実は英語のセリフで演じていた時も、僕自身はAkiの言葉や感情を日本語で解釈していたんです。今回日本語で改めて演じることで、気持ちの中にあったAkiをやっと出せたような気がします」と山下。

もちろん見どころはAkiだけではない本作『THE HEAD』のヒット要因は、幾重もの謎&巧妙な物語構成トラップ、それらを引き立てる絶妙な映像構成、そして壮大なロケーション。山下も「字幕を追っている時は見逃しがちな画力を感じていただきたいです。また、日本語に吹き替えることで、登場人物たちの言葉もダイレクトに皆さんに届くと思います」と、日本語吹替版の魅力を力強くアピールしている。

Huluオリジナル『THE HEAD』日本語吹替版(全6話)は2021年7月21日(水)からHuluで全6話一挙配信開始!
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