映画『すべてが変わった日』に出演するダイアン・レインが、共演するケビン・コスナーとの共演や撮影についてインタビューで語っている。

『すべてが変わった日』に出演するダイアン・レインのインタビューでは、『マン・オブ・スティール』(13)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)に続き、共演となったコスナーについて「またケビンと一緒に仕事ができるなんて夢が叶ったようで嬉しかったです」と語り、「長く一緒の時間を過ごせば過ごすほど良い俳優さんだとわかるんです。彼自身も素晴らしい監督だから、演出やアクション・シーケンスにも精通しているし、演技、仕事への倫理観にはすごいエネルギーと気持ちを込めているのがわかります。ケビンと仕事ができるってこと自体が私への報酬でもいいくらい」とベタ褒めし、コスナーとの再共演を喜んだ。

『すべてが変わった日』は、週末興行収入が全米初登場1位を記録したダイアン・レイン、ケビン・コスナー共演の最新作。1960年代を舞台に、暴力的な男と再婚した義理の娘と孫を連れ戻すべく、常識が通用しない異様な一家に立ち向かっていく夫婦を描く、西部劇の香りを纏わせたサイコスリラー。共演は、『ファントム・スレッド』の名演で数々の映画賞にノミネート・受賞を果たしたレスリー・マンヴィル、『プライベート・ライフ』のケイリー・カーター、日本では海外ドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』の主演として人気を博したジェフリー・ドノヴァン、ディズニーチャンネルオリジナルムービー『ディセンダント』のジェイ役で注目を集めたブーブー・スチュワートが出演し、脇を固める。

また、メガホンと脚本を手掛けたトーマス・ベズーチャ監督は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ『シークレット・インベージョン(原題:Secret Invasion)』の監督を務める(『倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道』のアリ・セリムと2人で務めると発表)ことが発表されている。

本作は、サイコスリラーという側面だけでなく、レインとコスナーが孫を探しに行く道中の景色がとても美しく、ロードムービーのような要素も併せ持つ。レイン曰く、それらのシーンの撮影が大変だったとのことで「車中での出来事とか、綺麗なロケーションで撮影するためにかなりの移動をしなくてはいけなかったのを覚えています。やっぱりそういうロケーションを探すのに遠くまで行かなくてはいけませんから」と話し、印象に残っている様子。

また、「息を呑むような景色が一望できる綺麗な岩の上で顔に風があたっていたときのことも印象に残っている」とも。「ケビンが私が寒くならないように毛布をかけてくれるというシーンです。あのシーンから、私とケビンの間で何かが変わったと思いました。あのシーンからマーガレットとジョージがより近づいたと言いますか。あの日がなぜそうなったのかはわかりませんが…」と振り返る。レイン曰く、よりコスナーと近づいたという“岩の上”でのシーンは、ぜひ劇場で確認していただきたい。

映画『すべてが変わった日』は2021年8月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督・脚本:トーマス・ベズーチャ
出演:ダイアン・レイン、ケビン・コスナー、ケイリー・カーター、レスリー・マンヴィル、ウィル・ブリテン、ジェフリー・ドノヴァン、ブーブー・スチュワート
配給:パルコ ユニバーサル映画
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