村上春樹の短編を濱口竜介監督が映画化『ドライブ・マイ・カー』の場面写真とメイキング写真が解禁された。

本作は、商業映画デビュー作『寝ても覚めても』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞に輝いた黒沢清監督『スパイの妻<劇場版>』では脚本も担当した濱口竜介監督の最新作。妻を失い、喪失感のなかで生きる舞台俳優の家福と、寡黙な専属ドライバーみさき。愛車サーブを通して出会った孤独な2人が、一筋の希望にたどり着くまでを描く心揺さぶる物語。西島秀俊を主演に迎え、三浦透子、岡田将生、霧島れいから実力派俳優陣が集結。

今回解禁された画像は、濱口竜介監督が直接キャストの面々に演出している姿が印象的なショットを多数捉えている。舞台上やオーディション会場のシーンなどで、濱口監督の話に熱心に耳を傾けている主演・西島秀俊の姿が収められたメイキング写真からは、“俳優であり演出家”という2つの側面を持つ家福という役に向き合う様子が垣間見える。濱口監督も「演出家の役として目の前で起きていることを本当に楽しんでいて、一緒に演じる側はすごく楽だっただろうという気がします。画面のなかで実際に、演出家のようにいていただいたと思います」と西島の現場での佇まいとその演技を絶賛。

さらには韓国、台湾、フィリピンなどの国からオーディションで選ばれた海外キャストたちによる多言語劇シーンのメイキング写真も。様々な国のキャストたちが心を通わせながら本作を作り上げている舞台裏が収められている。また、家福の専属ドライバーみさき役を演じた三浦透子は、本作のために免許を取得。実際に自身で運転するシーンも多く、真っ赤なサーブ900の前で監督から演出を受ける姿も印象的。濱口監督も「運転も特訓していただいて、とても素晴らしく映画のなかに存在してくれていると思います」と、演技もさることながら、三浦の運転テクニックにも太鼓判を押す。

映画『ドライブ・マイ・カー』は2021年8月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本:濱口竜介
出演:西島秀俊、三浦透子、霧島れいか/岡田将生
配給:ビターズ・エンド
©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会