大ヒット絵本をアニメーション映画化した『映画 えんとつ町のプペル』のハロウィン限定上映が決定し、併せて新予告映像が解禁された。

60万部(2020年12月現在)という驚異的な売り上げを記録している西野亮廣が監督を務めた絵本「えんとつ町のプペル」。緻密に表現された絵の世界観と、大人も泣ける物語の展開に絵本の人気はとどまることを知らず、世界中で人気を博している。絵本では描かれていない「えんとつ町の由来」や貨幣価値理論を背景に仕込み、新たに魅力的な登場人物も盛り込みながら、新しいエンターテインメント作品としてさらなるバージョンアップを仕掛けた。制作はハイクオリティな作品を世に送り続けるSTUDIO4℃が手がけ、個性豊かなキャラクター達を楽しく切なく表現して壮大なプペルワールドを描き出す。

今回、本作『映画 えんとつ町のプペル』が10月22日(金)~31日(日)の2週間、全国36劇場でのハロウィン限定上映が決定した。本作は、第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞、その勢いは海を渡り、カナダ・モントリオールで開催された第25回ファンタジア国際映画祭長編アニメーション部門にノミネート、第24回上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門出品、第50回ロッテルダム国際映画祭でクロージング作品に選ばれ、アヌシー国際アニメーション映画祭2021長編映画コンペティション部門「L’officielle」ノミネート、第1回アジア・パシフィック・ヤング・オーディエンス・アワードを受賞するなど、世界17を超える海外映画祭から続々と招聘された。

本作は、いつも厚い煙に覆われ、空を見あげることを忘れた「えんとつ町」を舞台に、星を信じる少年ルビッチと、ハロウィンの夜にゴミから生まれたゴミ人間プペルが「星を見つける旅」へと出る、もう一歩踏み出したいすべての人に贈る、感動の冒険物語。仮装した“えんとつ町の住人”によるハロウィン・スモーキー・ダンスで幕を開け、新たにアレンジを加え、生まれ変わったHYDEの「HALLOWEEN PARTY-プペル Ver.-」がオープニング主題歌として、物語を盛大に盛り上げる。

ハロウィンの限定上映が決まったことについて、本作の製作総指揮・原作・脚本を担当した西野亮廣は「世界の映画祭をまわって、ハロウィンの夜に帰ってまいりました。今年も宜しくお願いします」とコメント。そして、アニメーション制作を担当したSTUDIO4℃所属の廣田裕介監督は「昨年末の上映開始から10ヶ月が経とうという中で、このような機会を作っていただいた関係者の皆様に、心より感謝いたします。ハロウィンの時期に、ハロウィンの夜から始まるこの物語がどのように楽しんでいただけるか、今からとても楽しみにしています」と喜びのコメントを寄せている。

ハロウィン限定上映の決定に併せて、新予告映像が解禁された。ナレーションを担当するのは、おしゃべり鉱山泥棒のスコップを演じた藤森慎吾。早口でおしゃべりで重要な情報をペラペラ喋ってしまうキャラクターらしく、怒涛の喋りで本作の魅力を余すことなく喋り尽くしている。藤森は「久々にスコップを演じてみて、こんなに早口だったかなと思うぐらい早かったですね。60秒という尺の中で、これだけの文言を入れ込んでいる予告は、未だかつて見たことないと思います」と笑いながらも「ハロウィン映画なので、一番良いタイミングでまたお届けできると思うと嬉しいですね。コロナ禍の中、辛く大変な時期が長く続いていますが、そんな時に勇気が出て、元気が出る映画だと信じておりますので、1人でも多くの人に届いてくれるといいなと思っています」とコメントしている。

新予告映像

『映画 えんとつ町のプペル』は2021年10月22日(金)~31日(日)にハロウィン限定上映!
監督:廣田裕介
製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣
声の出演:窪田正孝、芦田愛菜、立川志の輔、小池栄子、藤森慎吾、野間口徹、伊藤沙莉、宮根誠司、大平祥生(JO1)、飯尾和樹(ずん)、山内圭哉/國村隼
配給:東宝=吉本興業
©Akihiro Nishino/Yoshimoto Kogyo Co., Ltd.
©AKIHIRO NISHINO, GENTOSHA 2016