ハン・ジミンとナム・ジュヒョクのW主演で贈る韓国版『ジョゼと虎と魚たち』の予告編と場面写真が解禁された。

公開から20年近く経った今も青春恋愛映画の金字塔として愛され続けている『ジョゼと虎と魚たち』が、韓国の人気キャストを迎え、新たな純愛ラブストーリーとして生まれ変わる──。ジョゼを演じたのは「知ってるワイフ」などに出演し、韓国ドラマ界で“ラブコメの女王”として活躍する名女優ハン・ジミン。心優しき青年ヨンソク役には、Netflixの人気ドラマ「スタートアップ:夢の扉」に主演し、いま最もホットな若手俳優であるナム・ジュヒョク。日本実写版のエッセンスを巧みに取り入れながら、四季が織りなす映像美を背景に、官能的でみずみずしい美しさにあふれた2人の物語に仕上がっている。

今回解禁された予告編は、美しき木々を背景に、ジョゼ(ハン・ジミン)の一人語りから始まる。「時にはあなたと遠くへ行きたいと思った」という言葉通り、余儀なく車椅子生活をしている彼女は、ずっと家に閉じこもった生活をしていた。そんなある日、同居人であるおばあさんの手助けをするヨンソク(ナム・ジュヒョク)が家を訪れる。彼女はお礼として料理をふるまうのだが、彼への好意を悟られないように、ついキツイ言葉を言ってしまう。

この出会いの後も車椅子の修理をしたりなど、度々ジョゼの家を訪れるようになったヨンソク。彼女の世話をしていく内に、ヨンソクも彼女への想いを強くしていく。二人の心は徐々に近づいていき、ついに遊園地でデートをすることになる。はたして2人の恋模様はどのような結末を迎えるのだろうか。日本版とは異なるエンディングが涙を誘う…。

併せて8点の場面写真が解禁された。太陽の木漏れ日を浴びながら読書をするジョゼの様子や、イルミネーションが煌びやかに輝く遊園地でデートをする2人の様子が切り取られている。

また、『引っ越し大名!』(19)、『猫は抱くもの』(18)、そして妻夫木聡と池脇千鶴が出演した『ジョゼと虎と魚たち』(03)を手掛けた犬童一心監督よりコメントが到着した。

犬童一心(映画監督)コメント

ジョゼは、永遠だ。
韓国で生まれたジョゼにも溢れる魅力があって、心うたれる。
彼女の強がりや、不器用さや、諦めや、欲望や、優しさや、何もかもが忘れられない。
日本の「ジョゼと虎と魚たち」の「恋」はぶつかるように描いたけど、韓国の「恋」は慈雨のように沁みてきた。ジュヒョクさんとジミンさんの演技に目を見張りました。素晴らしいです

予告編

映画『ジョゼと虎と魚たち』は2021年10月29日(金)よりkino cinéma横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神ほか全国で順次公開!
脚本・監督:キム・ジョングァン
出演:ハン・ジミン、ナム・ジュヒョク
配給:キノシネマ 
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