クリント・イーストウッドが贈る感動のドラマ『CRY MACHO(原題)』が『クライ・マッチョ』の邦題で2022年1月14日(金)より公開されることが決定した。

人生に失敗した元ロデオスター。親の愛を知らない少年。出会うはずのなかった二人の壮大なメキシコ横断旅には、予想外の困難と思いがけない新しい出会いが待ち受けていた。2人が最後に見つけた“新たな生きざま”とは――?クリント・イーストウッドの最新作『クライ・マッチョ』は、N・リチャード・ナッシュの「CRY MACHO」(1975年発刊)を原作に、イーストウッド自身が監督・主演・製作を務める。

主人公は、かつて数々の賞を獲得し一世を風靡したロデオ界の元スター、マイク・ミロ(イーストウッド)。その栄光はいまや過去のこと。落馬事故をきっかけに、家族も離散、競走馬の種付けで細々と一人で暮らしていた。だがある日、マイクは元雇用人から、メキシコにいる彼の息子ラフォの誘拐を依頼される。メキシコからテキサスへ――その危険で壮大な道のりは、予想外の困難と思いがけない出会いが待ち受けていた…。

本作の企画が最初に持ち上がったのは40年前。原作を読んだ映画製作者のアルバート・S・ルディは物語に魅了されイーストウッドに話を持ちかけたが、イーストウッドがマイク役は時期尚早だと判断し、企画は頓挫した。しかし、2019年に「期は熟した」と考えたイーストウッドがルディに連絡をとり、脚本を再検討。ついに映画化へと動き出す。

脚本を執筆したのは、『グラン・トリノ』や『運び屋』の脚本も手がけたニック・シェンク。マイクをイーストウッド自身の個性を生かしてキャラクターを仕上げ、苦労と挫折を味わいながら、約束に固い不言実行の男を書き上げた。「クリントはこれからもアメリカの英雄として、不滅の男として語り継がれるでしょう」と長年の悲願を達成したルディは語る。ほかにも編集にはジョエル・コックスとイーストウッド組が集結した本作は、まさにイーストウッドの集大成と言える作品になっている。

今回解禁された予告編は、かつてロデオスターだったが今は落ちぶれているマイクが、元雇用人から息子ラフォを誘拐するように頼まれ、メキシコへと向かうところから始まる。親の愛を知らない、生意気な不良少年ラフォと出会い、そして2人が困難な道中のなかで少しずつ交流を深めていく様子が描かれていく。メキシコを横断する旅路のバックには壮大な景色が映し出されており、そしてマイクの新たな出会いも…物語をエモーショナルに盛り上げている。少年に話すマイクの言葉からは、常に第一線で活躍し時代を生き抜いた男イーストウッドがたどり着いた“本当の強さ”とは何かという答えを温かく届ける物語であることがうかがえる。

予告編

映画『クライ・マッチョ』は2022年1月14日(金)より全国で公開!
監督・製作:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、エドゥアルド・ミネット、ナタリア・トラヴェン、ドワイト・ヨアカム、フェルナンダ・ウレホラ
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