『エターナルズ』のワールドプレミアが10月18日[現地時間]に米ロサンゼルスで行われ、ジェンマ・チャン、リチャード・マッデン、アンジェリーナ・ジョリーらキャストとクロエ・ジャオ監督らが登壇した。

これは様々な脅威から地球を守ってきた最強ヒーローたちアベンジャーズが誕生するよりも、はるか昔から地球に存在し、何世紀もの間、人知れず人類を見守ってきた不死の種族エターナルズの物語―。『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後を描く世界で、あの宇宙最凶最悪の敵・サノスをも超える未曽有の脅威が人類に迫るとき、エターナルズは我々の前にその姿を現す。この壮大な物語に出演するのは、10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、ジェンマ・チャン、リチャード・マッデン、キット・ハリントン、マ・ドンソクら豪華キャストが集結。メガホンをクロエ・ジャオ。

イベントには、ジェンマ・チャン(セルシ役)、リチャード・マッデン(イカリス役)、アンジェリーナ・ジョリー(セナ役)、クメイル・ナンジアニ(キンゴ役)、リア・マクヒュー(スプライト役)、ブライアン・タイリー・ヘンリー(ファストス役)、ローレン・リドロフ(マッカリ役)、マ・ドンソク(ギルガメッシュ役)、サルマ・ハエック(エイジャック役)、キット・ハリントン(デイン役)、クロエ・ジャオ監督らが登壇。

ブルーのカーペットが100m以上にわたって敷かれた会場にはエターナルズの戦士たちの役衣装も飾られ、さらにコスプレをしたファンたちもかけつけるなど、新たなヒーローたちの誕生を待ちわびるマーベルファンや多くの取材陣で熱気に包まれた。

会場の盛り上がりが最高潮となる中で、チームの中で最も危険な戦士セナ役を演じたアンジェリーナ・ジョリーはシックながらゴージャス感あふれるドレスで登場し、「ここまであまり外に出ることができなかったでしょ。だから、今夜こうやって、外に出て、みんなで集まって、その顔を見ることができて、とても幸せに感じているわ」とプレミアに参加した喜びを語ると共に「日本のみなさん、この作品を楽しんでいただけることを願っていますし、愛を送ります」と日本のファンへメッセージを送った。

〈エターナルズ〉の中心メンバーであるセルシ役のジェンマ・チャンは「セルシはユニークなスーパーヒーローです。彼女は戦士というよりは考える人。自由奔放で、他者の感情を読み取る能力があります。そんなキャラクターを演じ、その核心に迫るには本当に興味深いキャラクターでした」と自身が演じた役について語り、〈エターナルズ〉最強の戦士イカリス役のリチャード・マッデンは「参加することができて、とてもワクワクしています。劇場で多くの人たちと一緒に映画を観ることができるのは、とても喜ばしいことですよね」と興奮気味に答え、「日本のマーベルファンの皆さん、こんにちは!この作品をぜひ楽しんでください。いつか…すぐにでも飛んで行って、皆さんと会えることを願っています!」と来日を熱望した。

本作のメガホンをとったクロエ・ジャオ監督は「こんなにたくさんの群衆を前にしたのは初めてで、この映画自体がクレイジーな乗り物に乗っているようなものだった。新しく出てくる『セレスティアルズ』という存在や、マーベル・シネマティック・ユニバースの源泉とは何かということを学んだりしたあとに、ファンの皆さんのリアクションを見ることができて、とても満足しているわ」と満足げに語った。

イベントには、《エターナルズ》の中で最も力が強く、コズミック・エネルギーを自らの身にまとうことができる強力な戦士ギルガメッシュを演じたマ・ドンソクや、インド映画界“ボリウッド”で大スターとして生活するキンゴ役のクメイル・ナンジアニ、自分の姿を自由自在に変化させることのできる少女のような見た目のスプライト役リア・マクヒュー、発明の才能に恵まれ《エターナルズ》の“頭脳”を担う知性派メンバー・ファストス役ブライアン・タイリー・ヘンリーも登場し、華やかなプレミアイベントとなった。

映画『エターナルズ』は2021年11月5日(金)より全国で公開!
監督:クロエ・ジャオ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2021