尾田栄一郎が贈る待望のFILMシリーズ第4弾『ONE PIECE FILM RED』が2022年8月6日(土)に公開されることが決定し、併せて超特報映像とティザービジュアルが解禁された。

週刊少年ジャンプでの連載開始から24年を超えた超人気コミック『ONE PIECE』(尾田栄一郎・著/集英社刊)。今年9月3日には、ついに大台となる100巻が発売され、累計発行部数は全世界で4億9000万部(2021年11月時点)を超え、名実ともに“国民的コミック”として絶大な人気を博している。さらに1999年から放送開始されたアニメ(毎週日曜9時30分~フジテレビ系にて放送中)も、11月21日(日)についに1000話の放送に到達。100巻発売時には、原作者・尾田栄一郎からの「物語は終盤です。」というコメントもあり、コミックス・アニメともにシリーズ史上最大の盛り上がりを見せている。

その盛り上がりが最高潮となった1000話の放送内にて、原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務めるファン待望の「ONE PIECE FILM」シリーズ第4弾、劇場版最新作『ONE PIECE FILM RED』の公開が発表された。シリーズ15作目、『FILM STRONG WORLD』『FILM Z』『FILM GOLD』に続くFILMシリーズ4作目となる『ONE PIECE FILM RED』。

総合プロデューサーを務めるのは、原作者の尾田栄一郎。監督を務めるのは、人気アニメ「コードギアス」シリーズや「スクライド」「プラネテス」「revisionsリヴィジョンズ」などで、国内外から高い評価を得ている谷口悟朗。「ジャンプ・スーパー・アニメツアー‘98」の中で放送された『ONE PIECE』初のアニメ作品「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口が、本作で23年ぶりに『ONE PIECE』を手がけ、シリーズへ新たな風を吹き込む。脚本は、映画『キングダム』や「TOKYO MER~走る緊急救命室~」そして『ONE PIECE FILM GOLD』でも脚本を務めた黒岩勉。

今回解禁された超ティザービジュアルには、 “真っ赤”な背景に、尾田栄一郎がデザインをした映画オリジナルキャラクターが描かれています。ヘッドセットマイクをつけ、空に向かって歌うこのキャラクターの詳細は一切明かされておらず、「歌声、赤髪」というコピーが入り、『ONE PIECE FILM RED』ではどんな物語が紡がれるのか期待が高まる。併せて解禁された超特報映像では、古い楽譜から五線譜・音符があふれだし、物語のカギを握る映画オリジナルキャラクターが映し出される。ラストにはルフィが冒険に出るきっかけとなった“赤髪のシャンクス”も登場し、“新たな伝説の始まり”を予感させる。一体どんな冒険が紡がれるのか、麦わらの一味にどんな試練が待ち受けているのか。「赤髪」に隠された秘密とは?

超特報映像

谷口悟朗(監督)コメント

かつての船友から、また遊ぼう!と肉を食べながら声をかけられたら誰だって行くでしょう?今回、私が本当に久々に関わらせていただくことになった理由はそういうことです。できれば私にとって『ONE PIECE』とはどういうものだったのかを見つめ直し、その答えを自分なりに少しでも出したいなと思っています。今までのものとは少し違うところもあるかも知れませんが、その分、今まで見たことがない『ONE PIECE』を表現したい。むろん、これまでのTVシリーズや映画を無視するつもりはありません。これだけの歴史を紡いできたアニメの『ONE PIECE』。そこを基礎として、脚本の黒岩さんをはじめとするスタッフたちの力を借りて、新しい可能性を見出していきたいと思っています。

黒岩勉(脚本)コメント

総合プロデューサー・尾田栄一郎! 監督・谷口悟朗! あとは脚本さえちゃんとしていれば絶対に面白くなる座組! 結果、出来上がったものを読んだ尾田さんから「脚本、素晴らしいです!」という言葉をいただけたので、なんとか役目は果たせたと思います。2年間かけて、尾田さんや谷口監督と話し合い、少しずつゴールに近づいていく過程は、本当に一つの船に乗って冒険しているようで夢のような日々でした。みんなの力を結集して紡ぎ出した物語です。きっと多くの人の心に刺さる素晴らしい映画になるはず。楽しみにお待ちください!

『ONE PIECE FILM RED』は2022年8月6日(土)より全国で公開! 
監督:谷口悟朗
配給:東映
©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会