今回解禁されたビジュアル


カツセマサヒコ原作の青春恋愛小説『明け方の若者たち』のポスタービジュアルと場面写真が解禁された。

カツセマサヒコの青春恋愛小説『明け方の若者たち』(幻冬舎)を映画化した本作。主人公の<僕>役を北村匠海、明大前の飲み会で<僕>が一目ぼれする<彼女>役を黒島結菜、新入社員の<僕>の同期で後に親友となる<尚人>役を井上祐貴が演じる。近くて遠い2010年代のリアリティ溢れる青春劇の映像化に挑戦するのは、幅広いジャンルで活動をしており、実写版『ホリミヤ』でも監督を務めた松本花奈監督。

今回解禁されたポスタービジュアルでは、<僕>(北村匠海)、<彼女>(黒島結菜)、<尚人>(井上祐貴)の3人が“明け方”まで飲んで語り明かし、マジックアワーのようなひと時を過ごす、まさにこの映画を象徴した一コマを捉えている。このシーンの撮影は実際に明け方に撮影しているといい、松本花奈監督は「明け方に撮影するシーンは、時間との戦いでした。30分くらいでどんどん日が昇ってきて、雰囲気が変わってしまうんです。少ないテイクで決めないといけないので、みんなで事前にリハーサルをして、撮り方もしっかり決めて本番に臨みました。大変ではありましたが、ちょっと部活っぽくて楽しかったですね」と振り返っている。

併せて、明大前の「くじら公園(玉川上水公園)」や下北沢の「餃子の王将」、「ヴィレッジヴァンガード」、高円寺の「純情商店街」などで<僕>と<彼女>が過ごす場面写真が解禁された。劇中には東京の様々な場所が登場するが、先日行われたプレミア上映会舞台挨拶では、北村匠海が「(原作者の)カツセさんに自分の人生を覗かれていたのではないかと思うくらい、出てくる場所が自分の過去の思い出に寄り添っていて、下北沢やいろんな場所が出てくるんですけど、実は僕自身の思い出が詰まっている場所で」と、劇中に登場する場所が、北村自身が“マジックアワー”を過ごした場所と重なっていることを明かしている。

『明け方の若者たち』は2021年12月31日(金)より全国で公開!
監督:松本花奈
出演:北村匠海、黒島結菜、井上祐貴、山中崇、楽駆、菅原健、高橋春織、三島ゆたか、岩本淳、境浩一朗、永島聖羅、木崎絹子、寺田、ムロラン、田原イサヲ、わちみなみ、新田さちか、宮島はるか、佐津川愛美、高橋ひとみ/濱田マリ
配給:パルコ
©カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会