アカデミー賞国際長編映画賞ドイツ代表に選出されたロマンティック・アンドロイドムービー『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』の本編映像が解禁された。

ベルリンのペルガモン博物館で、楔形文字の研究に没頭する学者アルマは研究資金を稼ぐため、とある企業が極秘で行う特別な実験に参加することに。そこに現れたのは紺碧の瞳でアルマを熱く見つめるハンサムなトム。初対面にもかかわらず、積極的に口説いてくる彼は、実は、全ドイツ人女性の恋愛データ及び、アルマの性格とニーズに完璧に応えられるようプログラムされた高性能AIアンドロイドだった―。ロマンチックなエスコートで難攻不落のアルマに恋を仕掛けるアンドロイド・トムを演じるのはダン・スティーヴンス。トムに尽くされても素直になれないアルマにはマレン・エッゲルト。2人の実証実験を見守る<ワケあり>相談員をザンドラ・ヒュラーが演じる。

今回解禁された本編映像は、<アルマの最高の伴侶としてプログラミングされた>アンドロイドのトムとアルマは、AI会社がセッテイングしたダンスホールで初めて会うシーン。「一緒に踊ろう」「ルンバだ」ホールでダンスを楽しむ人たちを見てトムはストレートに誘ってくるが“アンドロイドと踊る”という初めての経験にアルマはどうしても戸惑いを隠せない。しかもトムはそんな不安げな彼女には一切お構いなし、真剣な表情で彼女を見つめながら、キレキレのルンバを踊りまくる。一体どうしたらいいのか目のやり場にも困ってしまったアルマが困惑気味に一緒にダンスを踊っていると、トムの動作に突如バグが発生。数人のスタッフに抱えられながら、舞台裏に連れ去られてしまうトムを呆然と見守るアルマ姿が可笑しくもなんとも切ないシーンとなっている。

本編映像

『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』は2022年1月14日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国で公開!
監督:マリア・シュラーダー
出演:ダン・スティーヴンス、マレン・エッゲルト、ザンドラ・フュラー
配給:アルバトロス・フィルム
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