Amazon Originalドラマ『No Activity/本日も異状なし』の本編シーン映像が解禁された。

本作は豪華キャスト&スタッフで贈る新感覚のコメディ・刑事ドラマ。出世を諦めた万年ヒラ刑事の時田信吾と、人たらしな新米刑事・椎名遊のバディが、麻薬捜査の張り込み中に巻き起こす、ありえないような騒動を描く。主人公・時田信吾は、敏腕刑事のように見えるが、実は昇進とは無縁の警視庁のお荷物刑事。捜査の現場でもやる気を見せず、謎の迷言を次々と繰り出しながら人を煙に巻いてゆくダメ刑事だが、何故か憎めない人間味あふれるキャラクターを豊川悦司が演じる。時田とバディを組むことになる椎名遊は、自動車学校の教官から警察に転職してきた異色の新人刑事。聞き上手で人たらしな一面を持ち、ベテラン刑事の時田もつい本音を漏らしてしまうほど。椎名役を演じるのは中村倫也。刑事ドラマ史に新たな名を刻む、魅力あふれる凸凹バディを生み出した。

今回、張り込み中の刑事のバディ・時田(豊川悦司)と椎名(中村倫也)、捜査現場に指示を出す無線連絡室の指令官コンビ・美里(木村佳乃)と阿漓羅(清野菜名)、そして麻薬取引現場の犯人たち・諌山(岸谷五朗)と一条(岡山天音)、そして人質の茉莉(岸井ゆきの)による異状があり過ぎる掛け合いを映し出した本編シーンが解禁された。映像には、捜査中にも関わらず全く事件とは関係のない、ありえない会話を繰り広げる個性溢れる登場人物たちの姿が映し出される。

捜査車両に乗り込み、麻薬取引現場と思しき場所で張り込むのは、万年ヒラでハッタリだらけのベテラン刑事・時田と、人たらしで刺激が欲しい新人刑事・椎名のバディ。この日初めてバディを組む時と椎名だが、妙にウマの合う2人は捜査中にも関わらず、あろうことかやりたい放題し始める。「時田さんって、イケボですね」という、椎名の何気ない一言をきっかけに始まる時田と椎名の会話は、捜査には全く無関係。着々と進む麻薬取引の裏で、学生のようなノリで大いに盛り上がる2人。緊張感溢れる捜査現場で、ありえないバディ2人の笑い声だけが高らかに響き渡る…。

無線連絡室で女子トークをくり広げるのは、ベテラン指令官の美里と、コンビを組む新人指令官の阿漓羅。コンビ初日の2人は、お互いの共通点を見つけようとこれまでの恋愛遍歴を語り合うが、阿漓羅が口を開こうとするたびに空気の読めない美里が話を遮る。絶妙なタイミングでカットインする美里に、不満の表情を見せる阿漓羅。全く距離の縮まらない2人のコンビは、上手く現場の刑事たちと連携が取れるのか?

そして取引現場の倉庫で何やらもめているのは、麻薬取引に運び屋として参加するド変態な小悪党の諌山と、諌山とコンビを組む一条、そして人質の茉莉。そもそも3人は犯人と人質という絶対に相容れない関係のはずだが、SNS依存症の茉莉が人質にされている状況を生配信のネタにしようとしたことから次第に立場が変わっていく。隠し切れない変態ぶりをさらけ出す諌山、ぶっ飛んだ天真爛漫さで犯人たちを翻弄する茉莉、そして徐々にサイコパスな一面を垣間見せてゆく一条。時田と椎名、そして美里と阿漓羅たちの捜査現場の迷走ぶりは然ることながら、取引現場の3人の物語も我々の想像の斜め上をいくに違いない。

今回解禁された時田と椎名の掛け合いは、実は豊川一押しのシーン。豊川は「本当に楽しい撮影現場でしたが、特に演じていて楽しかったのは、イケメンボイスのエピソードです。台本を読んでいる時から一番好きなエピソードでした。読んでいる時に一人で笑っていましたね」と思わず一人笑いをしていたことを明かしながら「現場での中村さんとの芝居は、本当に楽しかったですね」と続け、椎名役を演じた中村との掛け合いを心から楽しんでいたことを語っている。

特別映像

『No Activity/本日も異状なし』は2021年12月17日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信開始!
監督:英勉
出演:豊川悦司、中村倫也/木村佳乃、清野菜名/岸谷五朗、岡山天音、岸井ゆきの
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