Kenta Dedachi


LAの現役大学生シンガーソングライターのDedachiKentaあらためKenta Dedachiが映画『20歳のソウル』の主題歌を担当することが発表された。

先日、自身のYouTubeチャンネル「Kenta's Journal」にて、メジャーデビューと活動名義の変更をアナウンスしたばかり。2018年に渡米し、これまでLAと日本を拠点にインディーズシーンで活発に活動。昨年リリースした楽曲がSpotifyのViral Hitsにランクインするなど注目を集めてきたが、この4月に満を辞してEPICレコードジャパンよりメジャー第一弾シングルをリリースし、DedachiKentaあらためKenta Dedachiとしての新たなスタートを切る。今回発表された映画主題歌「Jasmine」はその後に届けられる新曲となる。

映画『20歳のソウル』は音楽に人生を捧げた一人の青年と吹奏楽部の絆が生んだ希望と感動の実話を映画化した作品。千葉県船橋市立船橋高等学校に代々受け継がれ、市船を勝利へ導く神応援曲としてSNS上で話題となった応援曲「市船soul」。その名曲誕生の裏側には、20歳という若さで、短い人生の幕を閉じた浅野大義(たいぎ)という青年がいた。仲間・恋人・家族そして音楽を愛し、また、沢山の人々から愛された大義さん。「大義の魂に音楽を聴いてもらおう」顧問・高橋先生の呼びかけに、告別式には164人の吹奏楽部員が集まり、そこで奏でられたのは「市船soul」。これまで仲間の背中を押し続けた同曲が彼を天国へと送り出したのだった。いま最注目の若手俳優・神尾楓珠が、主人公・浅野大義を演じ、さらに、佐藤浩市、尾野真千子をはじめとする豪華俳優陣がアンサンブルを奏でる。

Kenta Dedachiとして担当する主題歌「Jasmine」は、映画でも印象的に流れる大義さん自作のもう1曲のインストゥルメンタル「Jasmine~神からの贈り物~」にオマージュを捧げ、映画のために書き上げた楽曲。大義さんのメロディーを受け継ぎ、その想いや情熱を込めたというその歌には、力いっぱい生き抜いた大義さんのソウルが宿り、胸を打つバラードに仕上がっている。

本楽曲「Jasmine」のリリース日や詳細は後日発表される予定で、メジャー第一弾シングルに続いてのリリースが決定している。また、3月24日(木)には東京Veats Shibuyaにて初の東京ワンマンライブ“Transit Jam”を開催予定。Kenta Dedachiの今後の活動に注目だ。

Kenta Dedachi コメント

「Jasmine」は大義くんが遺した曲をベースに、映画の劇伴を手がけているサウンドプロデューサーのKOSENさんと二人でつくらせていただきました。もとのメロディーが素晴らしかったので、作業を始めた時からたくさんアイデアが出てきたのを覚えています。映画を観て、曲の広がりと歌詞を考える中で、大義くんの音楽に向けられた情熱を一人でも多くの人に伝えられたらいいなと思いました。コロナ禍で多くのことが思い通りに行かなかったり、なかなか希望が持てない生活が続いていますが、周りの人への愛情を忘れず、ひたむきに自分の夢や目標に立ち向かい、そして未来への希望に溢れた大義くんの姿を見て、僕自身もたくさん励まされました。こうして大義くんの音楽の一部になれたことが本当に嬉しいです。

『20歳のソウル』は2022年5月27日(金)より全国で公開!
監督:秋山純
出演:神尾楓珠、尾野真千子、福本莉子、佐野晶哉(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、前田航基、若林時英、佐藤美咲、宮部のぞみ、松大航也、塙宣之(ナイツ)、菅原永二、池田朱那、石崎なつみ、平泉成、石黒賢(友情出演)/高橋克典、佐藤浩市
配給:日活
©2022「20歳のソウル」製作委員会