星雲賞候補にもなった傑作SFジュブナイル漫画『ぼくらのよあけ』が、劇場アニメ化され、今年初秋に公開されることが決定、併せて特報映像とティザービジュアルが解禁された。

人類が初めて宇宙遊泳に成功したのは、1965年3月18日。あれから約半世紀を経た2022年3月18日(金)、「アフタヌーン」(講談社刊)にて連載され、星雲賞候補にもなった傑作SFジュブナイル漫画「ぼくらのよあけ」。現在より、27年後の2049年が舞台となる本作。宇宙とロボットが大好きな主人公の少年は、まもなく地球に大接近するという彗星に夢中になっていた。そんなある日、彼が出会ったのは、宇宙からきたという“未知なる存在”。

今回解禁されたティザービジュアルに描かれているのは、何やら怪しく輝く少年らが住む阿佐ヶ谷団地と、その奥にひっそりとそびえ立つ給水塔。そして、黎明の光が差し込む中、団地の屋上に佇む少年とロボットの姿。そんな彼らに訪れた、前代未聞の極秘ミッションとは―。「きみを、待っていた。」という謎のコピーにも、思わず胸が高鳴る。

併せて解禁された特報映像では、ホルスト作曲の組曲『惑星』第4曲「木星」の有名なフレーズに合わせて、ティザービジュアルに描かれた団地屋上が美しく光り、徐々に朝陽が登っていく様子が映し出され、宇宙の壮大さを感じられる。本作の映画化について、原作者の今井哲也からは「たくさんの方がすてきなアイデアを持ち寄って、作品がどんどん出来上がっている最中です。未来ってすごいですね。わくわくしています。みなさんもぜひわくわくしてください」と大興奮のコメントが寄せられている。

原作者・今井哲也 イラスト

特報映像

『ぼくらのよあけ』は2022年初秋に全国で公開!
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©今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会