マーベル・スタジオ最新ドラマシリーズ『ムーンナイト』の石田スイの描きおろしビジュアルが解禁された。

本作の主人公は国立博物館のギフトショップで働く“穏やかな性格”の男スティーヴン・グラント。平凡な日々を送る彼はある悩みを抱えていた。それは、時に記憶が飛び、時にスティーヴンの身に覚えのない“狂気に満ちた残酷”な記憶が蘇るという幻覚。自分はいったい誰なのか?何に怯えているのか─。頭の中に響くのは“もう一人の自分”の声…。コントロールできないその人格を受け入れたとき、“暴力と残虐性に満ちた人格”のマーク・スペクターが現れ、白スーツに身を包んだダーク・ヒーロー<ムーンナイト>が誕生する。

今回、日本の漫画界を代表する『東京喰種トーキョーグール』の作者・石田スイの描きおろしによる、主人公カネキこと金木研との〈“闇”を生きる者同士の企画〉が実現。「白い狂気を身に纏え」という言葉の通り、純白のスーツに身を包み、闇のような黒をバックにするムーンナイトとともに、純白の髪と鮮やかな赤色を背負うカネキが並び立つ、“ダーク”で“ミステリアス”な特別ビジュアルが解禁された。

本作の主人公は、国立博物館のギフトショップで働く、優しい心を持つ穏やかな男スティーヴン・グラント。夜通し悪夢にうなされ、身に覚えのない“狂気に満ちた残酷”な記憶が蘇るなど、怯える日々を過ごしていた。頭の中に響くのは“もう一人の自分”の声…。コントロールできない“凶暴で残虐性に満ちた”人格マーク・スペクターに支配され、マークに“ある力”が宿るとき、純白のスーツに身を包んだ闇のヒーロー〈ムーンナイト〉が誕生する―。

解禁されたビジュアルで、そんなムーンナイトと並ぶのは、世界累計発行部数4,700万部を超える大人気漫画『東京喰種トーキョーグール』のカネキ。人間の死肉を喰らう怪人“喰種”が潜む街、東京が舞台。大学生のカネキは、ある事故がきっかけで“喰種”の内臓を移植され、半“喰種”となる。まるで『ムーンナイト』のスティーヴンと同じく温厚で内向的な性格だったカネキだが、人間と喰種の狭間でもがき苦しみながら、様々な境遇の“喰種”たちと触れ合ううち、悲しみの連鎖を断ち切ろうと衝撃の決断を下し、次第に、敵対者には容赦しない冷徹かつ攻撃的な一面も覗かせていく…。

二面性を携えた者同士の今回の特別ビジュアルについて、以前からマーベルに馴染みがあったという『東京喰種トーキョーグール』の作者・石田スイは、「『MARVEL VS. CAPCOM』というカプコンがつくった格闘ゲームを友だちとやったのが初めて触れ合ったマーベルの文化です」と振り返りつつ、本作『ムーンナイト』については「ダークな世界観、美しい映像と“睡眠障害”や、“狂気”というキーワードにとても惹かれました。スター・ウォーズに出演していたオスカー・アイザックが演じるスティーヴンがどんなヒーローになるのか。とても楽しみです。」と、『東京喰種トーキョーグール』にも共通する“ダーク”な物語への期待を寄せた。

さらに、石井スイは先週配信されたばかり本作を鑑賞し、「もしかしたらマーベルヒーローのなかで一番好きになるかも……と思いました。スピード感のあるアクション、ヒーローと呼ぶには泥臭いバイオレンスシーン、作品のもつダークな魅力を存分に感じました。主人公スティーヴンの悲哀を孕んだコミカルなキャラクターもとても好み。続きを観るのが楽しみな作品ができました!」と作品への熱い期待と、今回解禁となる描き下ろしビジュアルについて「東京喰種のカネキと並べて描かせていただきました。興味のある分野の知識をため込んでいて、自分の世界観を持っているけど、うだつの上がらない感じ。スティーヴンとカネキの似ているところかもしれません。」と<ムーンナイト>と<カネキ>の共通点について語った。

『ムーンナイト』はディズニープラスにて配信中!
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©2022 Marvel/©石田スイ/集英社