『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』の大ヒット御礼舞台挨拶が4月24日(日)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、赤楚衛二、町田啓太が登壇した。

童貞のまま30歳を迎えたことにより“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達(赤楚衛二)と、そんな彼に好意を抱く同期・黒沢(町田啓太)によるラブコメディ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称「チェリまほ」)。180万部突破の豊田悠原作の人気コミックをドラマ化した本作は、昨年10月期(テレビ東京系列/木ドラ25枠・全12話)に放送され、回を追うごとにファンが激増。放送直後は“チェリまほ”が日本・タイ・韓国・ベトナムなどでトレンド入りを果たし、今や200以上の国や地域で見られるまでに。今回、「チェリまほ」 が続編として待望の映画化される。

今回行われた大ヒット御礼舞台挨拶では、公式Twitterで募集された質問に赤楚と町田が答えるイベントが行われた。まずは劇中でのアドリブがあるかという質問について赤楚は「全編アドリブです」と発言。それに対して町田は、「逆に僕は一切ありません」と始まって早々観客を笑いに誘う場面がみられた。2人は、セリフがスっと入ってくる分、アドリブとセリフの境界線が曖昧になっていたような状況だったと撮影中の様子を語った。

続いて、赤楚が出演者の方にいたずらをしていたかについての質問に本人は「お化けが嫌いなスタッフさんに霊が見えるフリをしてました」とコメント。また、ドラマの撮影中にいたずらをされたという町田は「電気でビリビリってくるやつをやったことなかったので、赤楚くんがやってくれたんですけどレベルマックスでした(笑)」と、現場での様子を語る場面がみられた。さらにいたずらする赤楚の様子を見て、「僕もはっちゃけてました。エレベーターでダンスとかしてました(笑)」と撮影中は楽しく、赤楚のおかげで和やかな撮影現場になっていたと語った。

苦戦したシーンについて町田は「全部です」と再度観客を笑いに誘う場面を見せたものの、「噛んだりとかはなかったんですけど、微妙なニュアンスで変わってくるので、何回も何回もやるっていうのはありました」と語った。また、好きなセリフを問われた赤楚は、「ベタかもしれないんですけど、『愛してる』っていう言葉がすごくいいなと思って」とコメント。"愛してる"というセリフを言ったことがないという赤楚は、「覚悟も含めすごい好きな言葉ですね」と胸のうちを語った。

最後に町田は「ありがとうございます。この言葉に尽きます。『チェリまほ』の世界観をまた体験できるのは本当に嬉しかったです。日々楽しいとかそういう感想をいただける度に勇気づけられております」、赤楚は「『チェリまほ』は宝物のような作品になっておりまして、映画化するって決まった時はすごく嬉しかったです。映画を見て、色々感じとっていただけたらなと思います」とファンへのメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』は公開中!
監督:風間太樹
出演:赤楚衛二、浅香航大、ゆうたろう、草川拓弥(超特急)、佐藤玲、鈴之助、松尾諭/遠山俊也 榊原郁恵 鶴見辰吾 松下由樹/町田啓太
※榊原の「榊」は正しくは「木」へんに「神」
配給:アスミック・エース
©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会