実写映画『耳をすませば』の第2弾ティザービジュアルと場面写真が解禁された。

1989年、柊あおいが少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表された青春恋愛漫画『耳をすませば』。読書が大好きな中学生の女の子・月島雫が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司に想いを寄せていく健気な姿が共感を呼び、1995年にスタジオジブリがアニメ映画化した。そんな人気漫画原作を元に、新たな実写映画が誕生した。漫画・アニメ映画で描かれた中学生の物語はもちろん、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が加わり二重構造で描かれる本作。大人になった月島雫を清野菜名が、天沢聖司を松坂桃李がW主演で演じ、平川雄一朗がメガホンをとる。

今回解禁された第2弾ティザービジュアルは、中学生時代の雫と聖司が自転車に乗って土手の上を走っているシーンと、10年後、2人が再び同じ場所に立ち、向かい合っているもの。10年の月日が経ち、街の風景と同じく2人の関係にどのような変化が起こったのか、思いを巡らせたくなるビジュアルとなっている。

併せて場面写真が初解禁された。W主演の清野菜名、松坂桃李が演じた大人になった雫と聖司の姿だけでなく、中学生時代の2人を演じた安原琉那、中川翼の写真も。名シーンの数々を彷彿とさせる。さらに本作の劇中歌が「翼をください」であることが解禁された。日本とイタリア、離れて過ごす2人の想いに寄り添うような歌詞に合わせ、彼らの物語がどのように展開されていくのか―。

さらに、本作の原作者である柊あおいからのコメントが到着した。

柊あおい コメント

「耳をすませば」を描いて33年、アニメ映画化から27年。映画を観て育ったスタッフの方々の熱い想いを伺って、「10年後の物語」という新しい切り口に興味を惹かれました。今、新たな実写映画が生まれて、すっかり原作者の手を離れて歩いているキャラクター達が不思議です。けれども、どんな世界を見せてくれるのかドキドキワクワク⾒守る思いは、やっぱり親なのでしょうね。思わぬパンデミックで暗い世相になってしまいましたが、この映画で少しでも世界が明るくなればと願っております。

『耳をすませば』は2022年10月14日(金)より公開!
監督・脚本:平川雄一朗
出演:清野菜名、松坂桃李/安原琉那、中川翼
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
©柊あおい/集英社 ©2022『耳をすませば』製作委員会