ジョニー・デップ×フォレスト・ウィテカー共演のクライム・サスペンス『L.A.コールドケース』の本編映像が解禁された。

90年代にアメリカ音楽界を激震させた、HIPHOP界の大スター“2パック”と“ノトーリアス・B.I.G.”の射殺事件──。全米に衝撃を与えた伝説的な2人のラッパーの死は様々な憶測を巻き起こし、対立する所属レーベル同士の報復合戦が招いた悲劇とも噂されたが、現在に至るまで犯人は特定されず、真相はいまだに深い闇に包まれている。このアメリカ史上最も「悪名高い(ノトーリアス)」と称される未解決事件の謎に肉迫し、底知れない巨大な闇を鋭く抉り出した渾身のクライム・サスペンスで、ジョニー・デップとフォレスト・ウィテカーが『プラトーン』(86)以来、20数年ぶりの共演を果たした。

今回、本日7月15日がフォレスト・ウィテカーの61歳の誕生日を記念して、ジョニー・デップとの迫真の演技合戦の様子が切り取られた本編映像が解禁された。映像では、ジャクソン(フォレスト・ウィテカー)とプール(ジョニー・デップ)が言い争う姿が映し出される。神妙な面持ちで「W・ファウスの話を」と切り出すジャクソンに対し、「ファウス?奴の口車に乗ったか」と穏やかではない様子のプール。「俺は刑事だ。証明できるまで確信はない」と言い放つが、彼は既に引退した“元”刑事。プールと協力しながら事件を追う中で、プール自体に疑問を抱き始めたジャクソンは「汚職警官を批判するが、あんたは?」と決してクリーンとは言えない彼の経歴を問いただす。

プールは刑事を引退した後も独自に捜査を続けた人物であり、事件解決に執着するあまり家族とも疎遠になっている。部屋の壁一面が捜査資料で埋め尽くされるほど、この未解決事件に全てをかけてきた。そんな彼に対し、「息子も無視するさ。これの方が大事か」と吐き捨てるジャクソン。そして、やり場のない怒りをアメフト・ボールにぶつけるプール。彼が仄めかす「ロス市警の汚さ」とは何か。果たして2人は《真実》にたどり着くことは出来るのか。2人を翻弄するL.A.の闇を暗示させるかのような本編映像だ。

本編映像

『L.A.コールドケース』は2022年8月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋ほかで公開!
監督:ブラッド・ファーマン
出演:ジョニー・デップ、フォレスト・ウィテカー、トビー・ハス、デイトン・キャリー
配給:キノフィルムズ
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