『ミニオンズ フィーバー』の初日舞台挨拶が7月15日(金)にTOHOシネマズ渋谷で行われ、笑福亭鶴瓶、LiSAが登壇した。

最強最悪のボスに仕えることが生きがいのミニオンたちがグルーと出会うまでの話にフォーカスが当てられた前作『ミニオンズ』(2015)は、アトラクション感抜群の破天荒なストーリーと、ミニオンならではの愛くるしいキャラクター性が観客を虜にして、世界中で”ミニオンブーム”が巻き起った。待望の最新作では、最強最悪のボスに仕えることが生きがいのミニオンたちが、なぜ悪党になることを夢見るひとりの少年、グルーをボスに選んだのかが描かれる。その答えはなんと、1970年代に隠されていた―。

今回の舞台挨拶は、本作の公開を記念してTOHOシネマズ渋谷に期間限定オープンする「ミニオンズシアター」で行われ、グルー役の笑福亭鶴瓶と、空港のグランドスタッフ役として参加しているLiSAが登壇。「イス、みんなミニオン?ひとつくらいグルーあってもええんちゃう?」と笑いを誘う鶴瓶。一方でこの“ミニオンシアター”の特別支配人に就任しているLiSAは「好きなものをみなさんに楽しんでもらえる特別な場所を作っていただいてうれしいです」と喜びを表現した。

シリーズを通してグルーを演じてきた鶴瓶は「道歩いているときに、(通行人が)『グルーや!』っていうくらい」と浸透しているようで、本作ではこれまでのシリーズよりも過去の物語となることで「ずっと少年の心です(笑)」と笑いながらコメントした。

作中ではミニオンたちがカンフーに挑戦することから、2人が挑戦したいことを聞かれると「英語をしゃべりたい」という鶴瓶。本作にはアメリカ・ニューヨーク在住の渡辺直美も参加しているが、「直美にこの間会って、しゃべってたら若さを取り戻して、俺もニューヨーク行こうかなと。本当楽しそう」と語った。一方でLiSAは「ピラティスをやってるんですけど、難しい技に」と挑戦したいことを明かした。

最後にLiSAは「これまでミニオンズが大好きなみなさんにも、初めてご覧になるみなさんにも、グルーのことも大好きになりますし、ミニオンたちのことももっと大好きになる映画です」、鶴瓶は「出ているメンバーがぴったりな人たちが多い。あてがきしたんじゃないかと思える。それを楽しんでみてもらいたい」と本作をアピールした。

【写真・文/蔭山勝也】

『ミニオンズ フィーバー』は全国で公開中!
監督: カイル・バルダ
声の出演:スティーヴ・カレル ほか
配給:東宝東和
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