インドネシア発の独創的な愛と復讐のドラマ『復讐は私にまかせて』に4人の著名人からコメントが到着し、合わせてメイキング写真が解禁された。

東南アジアの島国インドネシアから、破格の驚きとパッションがほとばしる快作が誕生した。主人公は向かうところ敵なしの若きケンカ野郎のアジョ・カウィルと、伝統武術のシラットを駆使する女ボディガードのイトゥン。そんなふたりの電撃的な恋の行方を描くラブストーリーを軸にしながら、アクション、バイオレンス、コメディ、エロス、ホラーのエッセンスを贅沢に散りばめ、怒濤の復讐ドラマへと転じていく映像世界は、まさに予測不能のスリルがみなぎっている。しかも世界的に権威のある文学賞「ブッカー賞」にノミネート歴のある著名作家エカ・クルニアワンが自身のベストセラー小説を原作として提供し、共同脚本にも携わった本作は、現代的な視点による鋭い社会風刺もはらみ、第74回ロカルノ国際映画祭で最高賞の金豹賞に輝いた。

今回、本作を鑑賞した仲野太賀 斎藤工 伊澤彩織 深田晃司からコメントが到着した。併せてメイキング写真4点も解禁された。撮影はインドネシアのレンバンという小都市で実施、アクションシーンやトラックが滑走するシーンなど機動性が高いシーンが多く、またざらついた映像が80年代の雰囲気を感じさせることから、撮影の芦澤明子の提案により全編16ミリで撮影されている。インドネシアの空気感、熱気が垣間見られるメイキング写真の数々となっている。

仲野太賀(俳優)

なぜ、彼らは戦わずにはいられないのか。
なぜ、純愛はこんなにも痛みを伴うのか。
シンプルにして究極の選択を繰り返す登場人物から目が離せない。
文字通り「最強」のラブストーリー、圧巻でした。

斎藤工(俳優/映画監督)

こんな映画が観たかった!
芦澤明子さんがカメラで包み込んだ、エドウィン監督による、
血湧き肉躍るインドネシアの全部盛りアクション恋愛エンターテイメント!
ひと口食べたら癖になる、スパイシーな怪作!

伊澤彩織(女優・スタントパフォーマー)

恋に落ちるほど情熱的な殴り合い。それだけで素敵。
熱量も、スリルも、欲望も、シュールな笑いも、ノスタルジックなフィルムの柔らかさに包まれ、渦を巻いている。
映画館を出た時、この美しくヘンテコな世界観の静かな余韻に、思い出し笑いが止まらなかった。

深田晃司(映画監督『海を駆ける』『LOVE LIFE』)

「恋(ないしは愛)が芽生える瞬間」がいかに描かれるかは恋愛映画お約束の醍醐味だけど、
『復讐は私にまかせて』ほど痛快な愛のはじまりはそうお目にかかれない。
いや、そもそもからしてインドネシア映画の雄エドウィン監督の新作が日本で封切られる、
それだけでもう痛快な事件なのだ。

『復讐は私にまかせて』は2022年8月20日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開!
監督:エドウィン
出演:マルティーノ・リオ ラディア・シェリル ラトゥ・フェリーシャ レザ・ラハディアン
配給:JAIHO
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