「FIFAワールドカップカタール2022」開幕100日前イベントが8月13日(土)に六本木ヒルズアリーナで行われ、内田篤人、大久保嘉人が登壇、本田圭佑がVTRで出演した。

いよいよ100日後に迫った11月の「FIFAワールドカップ カタール2022」開幕を盛り上げるべく、ABEMA、テレビ朝日、フジテレビが開催した今回のイベント。元日本代表DFで、テレビ朝日系サッカー解説を務める内田篤人、元日本代表FWでフジテレビ系FIFAワールドカップスペシャルナビゲーターの大久保嘉人、ABEMA FIFAワールドカップゼネラルマネージャーの本田圭佑がVTR出演するとともに、本大会全64試合を無料生中継するABEMA、日本代表のグループステージ第2戦のコスタリカ戦ほか、全10試合を放送するテレビ朝日、同じく第3戦のスペイン戦ほか、全10試合を放送するフジテレビより、それぞれ貴島明日香(ABEMAアナウンサー)、ABEMA アナウンサー)、安藤萌々(テレビ朝日アナウンサー)、佐久間みなみ(フジテレビアナウンサー)が集まり、カタールワールドカップの見どころが語られた。

台風8号の接近に伴い、雨が降る中で行われた今回のイベント。屋外のイベント会場には屋根があるものの、途中では雨も強くなってきたことで内田からは「これ、やるでいいんだよね?」と口にし、笑いを誘う場面もあった。

「現役の時はメンバー入りを目指して頑張ってきましたけど、引退するといろんな国の対戦も楽しめますし、日本代表頑張ってほしいなという思いでいられます。リラックスして、非常に楽しみです」という内田。大久保も「引退して初めてのワールドカップですけど、また違った形で見れますし、ワールドカップのすごさを伝えられれば」と現役時代とは異なる楽しみがある様子。

これまでのワールドカップで印象に残っている大会については「2002年の日韓ワールドカップです。ベッカムヘアで中学校に行っていました」と振り返る内田は「こういうヒーローが生まれてくるかもしれないから楽しみにしましょう」と期待を込めた。

一方で大久保は「2006年のドイツ大会のジダン選手の頭突き。ワールドカップの決勝で頭突きするんだ」と答え、「僕もいろいろ退場してきましたけど、ワールドカップの決勝ではできないなと思いました」と自虐を交えつつ笑いを誘った。

今回のワールドカップの展望については「1勝1分1敗」と書いた内田、大久保は「ベスト8」と日本代表の活躍に期待を込めた。その日本代表の森保一監督からはメッセージ映像が上映され、「私も選手たちも日本の力を100&出し切れるように準備をすすめていきたい」「サムライブルーは、今回の大会で日本サッカー史上最高の成績を残すことを目標にしています。そのためにはチームだけではなく、日本全体が一つにならないといけません。ぜひみなさん一緒に戦ってください。そして一緒に勝利を喜びましょう」と呼びかけた。

さらにイベントでは、似顔絵クイズを実施、「自信なし。めちゃくちゃへたくそ」と言う大久保は三笘薫選手を描き、「僕は自信あります」と自信満々の内田の絵には、回答者の3人のアナウンサーは困惑気味だったが、貴島が「本田圭佑さん?」と正解し、会場を沸かせた。

最後に内田は「僕も選手と一緒に戦うつもりで頑張りますので一緒に盛り上げていきましょう」、大久保は「選手は言われる声に見返してやるという気持ちで挑むと思います。いざワールドカップが始まると、日本中が一つになって選手を後押ししてくれると思いますので、ぜひワールドカップ本番は日本を一つにして盛り上げていきましょう」とアピールした。

【写真・文/編集部】