極限の監禁状態からの脱出劇を描いたリアル・サスぺンス・アクション『人質 韓国トップスター誘拐事件』の本編映像が解禁された。

『哭声/コクソン』、『アシュラ』など出演作ごとに全く違う顔を見せ、強烈なインパクトを残してきた俳優ファン・ジョンミン自らが“ファン・ジョンミン”を演じるというセンセーショナルな設定で話題を呼んだ本作。国民的大スターのファン・ジョンミンが、ある夜、人けのない路地で何者かに誘拐された。大スターの誘拐にも関わらず、証拠も目撃情報もない。警察や関係者が懸命に行方を探す中、ファン・ジョンミンは唯一の武器である卓越した演技力で犯人たちと対峙する。果たして彼は生還できるのか?「イカゲーム」のイ・ユミ、「梨泰院クラス」のリュ・ギョンスなど若手注目俳優が共演する。

「どうしよう…死んだかも」そう呟くパク・ソヨン(イ・ユミ)の視線の先には、よだれを垂らしながら白目を剥き、放心状態のファン・ジョンミンの姿。その姿を見て、誘拐犯の一人ヨンテ(チョン・ジェウォン)はパニック状態に!小心者のヨンテは、ソヨンに言われるがままにジョンミンの拘束を解くとジョンミンは椅子から転げ落ち、その場に倒れ込んでしまう。慌てふためいたヨンテが、人工呼吸を試みたその時…。意識を失っていたはずのジョンミンが急に目を覚まし、手に握っていたガラスの破片でヨンテに立ち向かう──そう、それは全てジョンミンの体当たりの“熱演”だった。唯一無二の演技力を駆使して見事誘拐犯を撃退したファン・ジョンミン。このままソヨンと一緒に無事に逃げ切ることができるのか?

併せて、ファン・ジョンミンのオフィシャルインタビューも到着。脚本を読んだ時の感想を聞かれたジョンミンは「当然、脚本はとても面白く読んだ。ただ、心配な部分もあった。重要なのは僕が主人公として出るこの映画に人質として捉えられるという点で、一つの空間の中で僕がどんなふうに話をうまくリードしていけるかという悩みが大きかった」と話す。

また、本作では見応えのあるアクションシーンが多く登場するが、アクションシーンを撮る上で事前に準備したことや苦労した点を聞かれたジョンミンは、「アクションというよりも生きるために闘うような感じだ。既存に見せてきたアクションのように型を合わせて行うアクションではなく、一人の男が誘拐され、生きたいがために闘う、そんなエネルギーを与えることができたらと思ってアクション監督ともたくさん話し合った」と語っている。さらに、「その過程で少しつらかったのは裸足という点だった。靴を履かずに裸足でのシーンはとても辛かった」とアクションシーン撮影中の苦労話も明かしている。

本編映像

『人質 韓国トップスター誘拐事件』は2022年9月9日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開!
監督:ピル・カムソン
出演:ファン・ジョンミン、イ・ユミ、リュ・ギョンス
配給:ツイン
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