ロバート・ゼメキス監督×トム・ハンクス主演の実写映画『ピノキオ』の日本版声優4人が発表された。

世界中の誰もが一度は耳にした事のある名曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」を生んだ名作アニメーション『ピノキオ』を実写映画化。ピノキオは、孤独に暮らすおじいさんゼペットが作った木彫りの人形。ある日、妖精ブルー・フェアリーが人形に魔法をかけ命を授ける。ピノキオもまた“本物の人間の子供”になるという願いを叶えるため良心を学ぼうとするが、何も知らない純真無垢なピノキオにはあらゆる誘惑や試練が待ち受けていた――。

ピノキオを作ったおじいさん・ゼペット役にトム・ハンクス。ゼペットの“願い”を叶え、木彫りの人形ピノキオに命を与えるブルー・フェアリー役にシンシア・エリヴォ。ピノキオを“よい子”に導く「良心」をブルー・フェアリーから任されたコオロギのジミニー・クリケット役の声優にジョセフ・ゴードン=レヴィット。ディズニープラス・デイの9月8日(木)より、ディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」独占で日米同時配信開始。

今回、ピノキオ役の川原瑛都、ジミニー・クリケット役の山本耕史に続き、本作をより豪華に彩る日本版声優が発表、ゼペット役に江原正士、ブルー・フェアリー役に妃海風、コーチマン役に吉原光夫、新キャラクターのファビアナ役に早見沙織が決定した。

孤独に暮らしながら、ピノキオが自分の息子になってほしいと願うおじいさんゼペットを、これまで様々な作品で愛されキャラクターを演じてきた名優トム・ハンクスが演じる本作。1995年の名作『フォレスト・ガンプ/一期一会』をはじめ、「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズなど様々な作品で20年以上に渡りトム・ハンクスの吹き替えを担当し、トム・ハンクスのファンからも絶大な支持を受ける江原正士が本作でもゼペットの日本版声優に決定。江原は「えっ、トム・ハンクスがゼペットじいさん?と驚きました。かつてピノキオの中に出てくるコオロギのジミニー・クリケット役を吹き替えさせて頂いたことがあるので、再びこの名作に関われてなおさら嬉しいです!」と喜びを語った。

木彫り人形のピノキオに魔法をかけて命を授けるほか、ウソをつくピノキオに鼻が伸びる魔法をかけるなど、ディズニーの夢と魔法を象徴するようなキャラクターであるブルー・フェアリー。本作では名曲「星に願いを」も披露する重要なキャラクターだが、日本版声優に決定したのは抜群の歌唱力やダンスでファンを虜にした元宝塚歌劇団の妃海風。吹替初挑戦となる妃海は本作への出演が決定すると、「本当に夢が叶った…と、驚きと喜びに震えました。昔から『ディズニーの吹き替えがしたい!』と、綺麗な星が出ている夜には星に願いをかけていました!ですので、ディズニー作品の吹き替え、しかもブルー・フェアリー役で『星に願いを』を歌わせて頂けると決まった時は、本当に嬉しかったです」と、この機会が自身の“夢”であったことを告白した。

ピノキオを恐ろしい遊園地プレジャー・アイランドに連れて行き、ロバに変えて売りとばそうとするヴィランのコーチマン役を務めるのは吉原光夫。ディズニーの実写映画『美女と野獣』でガストン役を演じているルーク・エヴァンスがコーチマンを演じるが、吉原も同じく実写映画『美女と野獣』でガストンの日本版声優も担当しており、ディズニー実写映画で声優を務めるのは今回が二度目。「正直、コーチマン役と聞いてピンとは来なかったのですが、ルーク・エヴァンスがこの役を演じていると知り、『おっ!挑戦してみたい!』と思いました!」とオファーを受けた際の想いを語った。

そして、実写版から登場する新キャラクターのファビアナは、ピノキオが囚われてしまう、ストロンボリの人形ショーで働く若い女性の操り人形師で、本作ではピノキオの味方として手を貸すことに。そんな新キャラクターを、これまで『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶ役、『SPY×FAMILY』のヨル・フォージャー役など、数々の大ヒット作で人気キャラクターを演じる大人気声優の早見沙織が演じる。早見は本作への参加について「子供の頃から当たり前のように名前を知っている『ピノキオ』に、まさか吹き替えで参加できるなんて思ってもみなかったので、驚きと感動に包まれました」と語るほか、「ファビアナは、厳しい境遇に置かれても、希望を捨てることなく現実を生き抜いていく所が魅力だと思います。ピノキオとどう関わっていくのかは是非本編を観て頂きたいのですが、心温まる素敵なシーンが色々とありました」と、キャラクターの魅力を明かした。

『ピノキオ』は2022年9月8日(木)<ディズニープラス・デイ>よりディズニープラスにて独占配信開始!
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