『“それ”がいる森』の公開直前イベントが9月20日(火)に都内で行われ、相葉雅紀、松本穂香、尾形貴弘(パンサー)、 島田秀平が登壇した。

本作は、 主演・相葉雅紀演じる田舎で農家を営む・田中淳一たちが、得体の知れない“それ”に遭遇するという未知の恐怖を描いた物語。監督を務めるのは、ジャパニーズ・ホラーの代名詞であり、ハリウッドでリメイクもされた不朽の名作『リング』、2000年代興行収入NO.1ヒットホラー映画『事故物件 恐い間取り』など、数々のヒット作を生み出してきたジャパニーズ・ホラー界の名匠・中田秀夫監督。本穂香、上原剣心(ジャニーズJr.)、江口のりこらが出演する。

今回のイベントには、怪談師の島田秀平を招き、タイトルにちなんで“森”にまつわる怪談話を披露。相葉雅紀・松本穂香・尾形貴弘が五・七・五のリズムで“ホラー川柳”に挑戦した。

本作の内容にちなんで森をイメージした場所で行われた今回のイベントだが、相葉は「これはおしゃれな森ですよ。走り回るのが大変なくらいうっそうと生い茂っていたので、それと比べたら綺麗な手入れのいきわたった森です」と感想を語った。

「森というのは怪異が集まる場所」という島田。“怪談話”は「僕は得意じゃないからあまり聞かない」という相葉、一方で松本は「怪談を聞きながら散歩とかしてて(笑)」と“怪談好きエピソード”を披露した。

イベントでは、暗い広場に4人が並ぶと、おどろおどろしい音に乗せて島田が怪談話を披露。これに相葉は「擬音のやり方とか」と島田の話術に感心しきりだった。

さらに、相葉、松本、尾形の3人がホラー川柳を披露。相葉は「二人部屋 会話の相手は 三人目」と披露し、「櫻井くんと二人部屋だったんですけど、櫻井くんがシャワーに入ってる僕に対して話しかけてるんです。外に出て、『翔ちゃんなに?』って言ったら『何もしゃべってないよ』っていうのがイタリアのホテルでありました」と明かし、さらにその出来事が心霊ロケの最中だったようで、「その時はもしかしたら連れてきたのかもしれない」という。

「地下怖い ホラー映画の見過ぎです」と書いた松本だが、“地下室は湿気がたまりやすい”ということで「今日の雨も映画が呼んだ雨なんじゃないかなと」と話す島田。さらに「行くな行くな」と思っている場所に行ってしまうというホラー映画の物語に「心霊スポットあるあるで呼ばれてしまう」と解説した。

最後に相葉は「あの中田監督が今撮りたいホラー映画。怖いだけではなくて、親子の絆や家族の絆も描かれているので、楽しんで、それの恐怖を映画館で体験してみてください」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『“それ”がいる森』は2022年9月30日(金)より全国で公開!
監督:中田秀夫
出演:相葉雅紀、松本穂香、上原剣心、江口のりこ、眞島秀和、宇野祥平、松浦祐也、酒向芳、野間口徹/小日向文世
配給:松竹
©2022「“それ”がいる森」製作委員会