松山ケンイチ×長澤まさみが初共演する映画『ロストケア』の第2弾キャストが発表された。

本作は42人もの人間を殺めた連続殺人犯とその事件を担当する検事が取り調べを通じて対峙し、なぜ彼が大量殺人を犯したのかという真相に迫る社会派エンターテインメント作品。主人公の心優しい介護士・斯波宗典を演じたのは松山ケンイチ。斯波と対峙する検事・大友秀美を長澤まさみが演じる。監督・脚本を務めたのは前田哲。

今回、追加キャストとして発表されたのは、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、峯村リエ、加藤菜津、やす(ずん)、岩谷健司、井上肇、綾戸智恵、梶原善、藤田弓子、柄本明。2019年に俳優デビューをしてから、『蜜蜂と遠雷』(19)や「ドラゴン桜」(21)など、数々の映画・ドラマの話題作に出演し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの若手実力派俳優・鈴鹿央士が演じるのは、長澤まさみが演じる検事をサポートする検察事務官役の椎名幸太。長澤まさみと共に、連続殺人犯を追い詰め、隠された事件の真相究明に奔走する役どころ。

そして、1979年に映画デビューをして以来40年以上もの間、数多くの映像作品に出演し、日本の俳優界を常に先導してきた名優・柄本明が今回演じるのは、松山ケンイチ演じる連続殺人犯・斯波宗典の父・斯波正作。周りからは心優しい青年として慕われていた男・斯波宗典が未曽有の連続殺人事件を起こした理由、そしてきっかけを、父は知っていたのか?連続殺人犯の父という役柄を、圧巻の演技で魅せる。

その他にも、介護老人の娘役に坂井真紀、介護老人の娘役に戸田菜穂、ヘルパー役に峯村リエ、新人ヘルパー役に加藤菜津、坂井真紀演じる仕事先の友人役にやす(ずん)、検事正役に岩谷健司、ケアセンター長役に井上肇、取り調べを受ける女性役に綾戸智恵、警部補役に梶原善、検事の母役に藤田弓子の参加が発表された。

鈴鹿央士(椎名幸太役)コメント

松山さんと長澤さんのお芝居を特等席のような場所で見て感じることが出来て本当に幸せでした。
今まで、親や祖父母や曾祖母に介護が必要となる時がくることについて、きちんと考えたことがありませんでした。今回脚本を読んで自分の身に置き換えた時、沢山のことを考えさせられました。僕は数学が好きで、今回の役柄も数学的な知識を駆使して事件を解決に導く大事な役だったので、大切に演じようと思いました。

柄本明(斯波正作役)コメント

前田監督から手紙まで頂いたので、やるしかないと思いました。
私はいつも役を演じる際は、「脚本読んで」「台詞を言う」。これを大切にしています。
松山さんと親子の役を演じて、あらためて松山さんに才能を感じました。

『ロストケア』は2023年春に全国で公開!
監督:前田哲
出演:松山ケンイチ、長澤まさみ
配給:日活、東京テアトル
©2023「ロストケア」製作委員会 公式サイト:lost-care.com