映画音楽の巨匠、故・エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫る音楽ドキュメンタリー映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』の本予告映像とポスタービジュアルが解禁された。

2020年7月に享年91歳で逝去したエンニオ・モリコーネ。1961年以来、500作品以上という驚異的な数の映画とTV作品の音楽を手掛けた。なかでも日本でも超ロングランヒットを記録、アカデミー賞外国語映画賞にも輝き、人生の喜怒哀楽のすべてを表すような旋律で情感豊かな映像と共に、人々の心に永遠に刻まれた『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)をはじめ、ジュゼッペ・トルナトーレが監督するほぼすべての映画音楽を手掛けた。そんな師弟関係とも呼べる2人による“最後のタッグ”であり、トルナトーレ監督だからこそ引き出せるモリコーネ自身の葛藤と栄光に迫る圧倒的音楽ドキュメンタリー映画である本作。

今回、本作の公開日が2023年1月13日(金)に決定し、併せて本予告映像とポスタービジュアルが解禁された。タランティーノやイーストウッドら名だたる監督や俳優たちがモリコーネへの惜しみない賛辞を述べるシーンから始まる本映像。ペンと五線譜のみで作曲する天才音楽家であり、世界中の映画人から認められ、映画音楽の巨匠として知られるモリコーネ。しかし、モリコーネ自身は「最初、映画音楽を作るのは屈辱だった」こと、「私の師は“映画音楽”をバカにしてた」と、映画音楽の芸術的価値が低かった当時の苦しい胸の内を正直に明かす。

そして、手がけたテーマ曲は大ヒット、モリコーネが世界的に脚光を浴びるきっかけになった「『荒野の用心棒』(64)のイメージ」として、レオーネ監督から黒澤明監督『用心棒』を見せてもらった時のこと、「逃して悔やむのはこの作品だけ」と未だ残念がるキューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』(71)とのすれ違い、『アンタッチャブル』(87)で3度目のアカデミー賞にノミネーションされたにも関わらず、『ラストエンペラー』(87)の坂本龍一らに敗れ、意気消沈する様子など “天才”と呼ばれた彼の人間味溢れた姿が『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)をはじめ、彼が音で命を吹き込んだ傑作の名場面と最高の音響環境で再現された日本公演を含むワールドコンサートツアーの演奏の模様とともに映し出される。本映像全編にわたって流れる珠玉の映画音楽の数々も眩い、波乱万丈ながらも映画音楽への尽きせぬ愛を語る彼の言葉も印象的な予告となっている。

予告映像

『モリコーネ 映画が恋した音楽家』は2023年1月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国で順次公開!
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:エンニオ・モリコーネ、クリント・イーストウッド、クエンティン・タランティーノ
配給:ギャガ
©2021 Piano b produzioni, gaga, potemkino, terras