ABEMAオリジナル連続ドラマ『覆面D』のプレミア試写会が都内で行われ、紺野彩夏、川津明日香、鶴嶋乃愛が登壇した。

本作は、現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く完全オリジナルストーリーの連続ドラマ。熱血教師を夢見て高校の教鞭を執るも、ある出来事をきっかけに自身の持つ“理想の教師像”に悩み苦しみながらも生徒と真正面から向き合っていく主人公・大地大輔役を、本作がドラマ初主演となるEXILEおよびGENERATIONS from EXILE TRIBEの関口メンディーが務める。大輔が担任を持つこととなった3年D組の生徒には様々な問題を抱えた生徒がおり、年の離れた弟の世話と寝たきりの祖父の介護をするヤングケアラーの武藤啓役を水沢林太郎、彼氏との間に予期せぬ妊娠をし、相談先を失っている岡田カズ役を秋田汐梨、毎日お金をめぐり両親の喧嘩が絶えず、金欲しさに闇バイトに加担してしまう鶴田源一役には曽田陵介、そして実家の家業を守るため寝る間も惜しんで働く小橋アキラ役を紺野彩夏がそれぞれ演じる。

さらに川津明日香、鶴嶋乃愛、吉田仁人、松村キサラ、桜田通、武知海青(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、松井利樹(BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE)、野波麻帆、萩原聖人、酒井若菜、高橋克典らが脇を固め、教育困難校を中心に繰り広げられるストーリーを紡ぐ。武知はプロレス団体BBTの人気トップレスラー・ハオウ役を、酒井はプロレス団体・BBTの副社長で、覆面Dを団体の稼ぎ頭にしようと熱心に指導する前田信子役を、高橋は大地大輔の赴任先である教育困難校校長で覆面Dを影で見守る馬場寛治役を演じる。

第1話を鑑賞して、「ここから物語が始まっていくんだなと感じて」という紺野。川津は「作品のテーマ自体が、難しいテーマ」と演じる上での難しさもあったという。鶴嶋も「心苦しい役どころだったので、現場で(川津)明日香ちゃんのお芝居を見て、なんて美しい涙なんろうと」と演じる上で苦しい場面もあったという。

役作りについては「悪気がないから、楽しく明るく、“そういうことしてるよ”くらいの感じでいけたら」と語る紺野。川津は「乃愛ちゃんとは面識があったのでやりやすかったです」と言い、短い撮影期間でも撮影がしやすかったという。また、主演の関口メンディーとは「たくさんコミュニケーションを取るようにしていました」と振り返った。

本作の見どころについては「メンディーさんの吹替を一つもしていないプロレス」とおすすめポイントを語り、自身の役どころについても「すごく重要なシーンが出てくるので楽しみに待っていてもらえたら」と語った。川津も「(関口が)すごく多忙な中、力強く演じていらっしゃったので、座長がそういう背中を見せてくださると、現場も前向きに取り組まれていたのでメンディーさんのシーンを見ていただきたい」と語り、鶴嶋も「プロレスシーンはもちろん見ていただきたい。過去によって考え方が変わるきっかけにもなったと思うので、過去がどう物語に関連づいてくるかも楽しみにしていただきたい」と見どころを語った。

作品の内容にちなんで、“秘密にしていたこと”を聞かれると、鶴嶋は「小説が大好きなんですけど、毎日机の下で本を読んでいました。一日通して一冊を読み終わってました」と笑いながら明かし、また、“学生のころと比べて変わったこと”については「変わりたくないと思ってるかもしれないです。時間が経てば変わってしまうことのほうが多いと思う。いつまでも、美しいものを見たら心から美しいと思える心でありたいし、好きなものはずっと好きでいたい。自分の好きな部分がずっと変わりたくないと思いながら過ごしています」と語った。

“挫折した経験”について聞かれると紺野は「嫌なことは寝て忘れるということを刷り込んでいるので、思い出せないことが多いです」と言い、一方で川津は「思春期だったり多感な時期は悩んでいることを言わなかったんですけど、二十歳を過ぎて言うように心掛けたらすこぶるポジティブに。話せないんだったらノートに書くとか」と解決方法を語った。最後に紺野は「最後まで見逃さないでいてくれたら嬉しいです」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『覆面D』


初回放送日:2022年10月15日(土)22時~
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※第1話、第2話は10月15日(日)23時より、以下のページで視聴可能。
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