紺野彩夏&久保田紗友W主演の青春映画『藍に響け』の予告編と場面写真が解禁された。

原作である月刊アクション(双葉社)で2013年9月号~2014年9月号に連載された、すたひろの漫画「和太鼓†ガールズ」をベースに、映画はオリジナルとして作り上げている。舞台はミッション系のお嬢様女子高。松沢環(紺野彩夏)は、裕福な家庭に生まれヒエラルキーのトップにいたが、父の会社が倒産し生活が一変。事情を誰にも言えず、行き場のない思いを抱えている。同級生の新島マリア(久保田紗友)は、誰とでも明るく接することが出来る優しい性格の持ち主だが、交通事故で声帯を損傷し、言葉を発することが出来ない。ある日、環は“音の振動”に導かれるようにマリアと出会い・・・。人とうまく繋がることの出来ないふたりが、部活を通して、お互いの心を響かせ合い、共に葛藤し成長していく姿を瑞々しく描き出していく。

今回解禁された予告編は、ミッション・スクールに通う女子高生たちが礼拝堂で祈りを捧げる姿から始まる。厳粛な雰囲気の中クラシックの名曲「威風堂々」の緩やかな旋律が流れ、生活の変化に戸惑い学校や友人との間に生きづらさを感じている環が、マリアとの出会いをきっかけに徐々に和太鼓に惹かれていく様子を映し出す。中盤では、キャストたちが撮影のために約3か月間練習を重ねたという和太鼓を披露。熱心に練習に打ち込む彼女らの姿と激しい和太鼓の音が緊張感を誘う。事故で損傷した声帯のリハビリに自信を失うマリアや仲間へ強い言葉を投げかける環。それぞれの思いを抱えた少女たちが和太鼓を通じてぶつかり合い、それでも何かに夢中になり、新しい世界と自分を見つけようとする映像に仕上がっている。

予告編

映画『藍に響け』は2021年5月21日(金)より新宿武蔵野館、シネクイントほか全国で順次公開!
監督:奥秋泰男
出演:紺野彩夏、久保田紗友、永瀬莉子、板垣瑞生/小西桜子、山之内すず、茅島みずき、吉田凜音 川津明日香、山本亜依、カトウシンスケ、濱田マリ、須藤理彩、筒井真理子/吹越満
配給:アンプラグド
©たひろ/双葉社 ©2021「藍に響け」製作委員会