恐怖と欲望が入り乱れる極限のユートピアスリラー『ドント・ウォーリー・ダーリン』のファイナル予告映像が解禁された。

大胆でパワフルなエネルギーに満ち溢れた青春コメディ映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で長編監督デビューを果たしたオリビア・ワイルドが長編監督2作目として放つ、観るものを惹きつける幻惑のユートピアスリラー。完璧な生活が保証された街に住み、平穏な日々を送っていた主人公・アリスの周りで頻繁に起きる“不気味な現象”を描いた本格スリラー。予想できない展開で観るものを惹きつけ、恐怖と欲望が入り乱れ、全く新しい世界観を作り上げた。アリスを演じるのはフローレンス・ピュー。アリスの夫・ジャックを演じるのは、イギリスのボーイズグループ〈ワン・ダイレクション〉のメンバーにして、『ダンケルク』で俳優として高い評価を受けたハリー・スタイルズ。他にもクリス・パインやジェンマ・チャンなど豪華キャストが集結した。

今回解禁されたファイナル予告の冒頭は、主人公アリスと夫ジャックの日常的な朝の風景が映し出される。互いに片時も離れたくないと思うほど幸せいっぱいの二人は、安全で安心できる完璧な生活が保証されている、誰もが理想とする街<ビクトリー>が自分たちの居場所だと疑わない。しかし、あることをきっかけになぜかアリスの周りでだけ次々と不気味な現象が起きはじめる。その状況にアリスは徐々に正気を失っていき、自分の世界を疑い、何かに支配されていると感じるように…。真実を確かめるため、街のルールを破り行動を起こすアリスは、この街全体に隠されたある驚愕の真実にたどりつく――。

「彼らの話は全て嘘なの」とすすり泣くようなアリスのセリフや、冒頭の二人の雰囲気とは打って変わって、アリスに対して激昂するジャックの声。そして未だ、自分たちの世界が絶対だと信じる住人たち。街の絶対的支配者として君臨するフランクは、怪しげな微笑みを浮かべ「君のことは完全にわかっている」とアリスに告げる。更に「私に挑戦してくる君のような人を待っていたよ」とも。ただ一人、この世界に疑問を持つアリスは自分自身を信じ真実と向き合うことを決意。この街の秘密を暴こうとフランクと対峙していく。支配された人生から本当の自分の人生を取り戻そうと真実へと突き進むアリスの姿は、今の時代にこそふさわしい。

神出鬼没で飄々とした様子でありながら、どこか絶対的な雰囲気をも纏ってアリスと対峙するフランクを演じるクリス・パインは、主演を務めたフローレンス・ピューとは『アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~』(18)以来の共演となった。ピューはクリスに対し非常に厚い信頼を寄せているそうで「再会して、相手役を演じることにとてもわくわくしました。彼は私が何をしても安心して共演できる俳優です。私がどんな動きをしても、彼はいつでも打ち返してくれる。心から安心して、お互い信頼して演じることができることに、大きな高揚感を感じました」と絶賛しており、実際に二人が会話を交わす多くのシーンではその信頼感や抜群のコンビネーションが無ければ成立し得ない、説得力のある緊張感に包まれている。

ファイナル予告映像

『ドント・ウォーリー・ダーリン』は2022年11月11日(金)より公開!
監督:オリビア・ワイルド
出演:フローレンス・ピュー、ハリー・スタイルズ、オリビア・ワイルド、ジェンマ・チャン、ニック・クロール、クリス・パイン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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