知られざるメキシコの誘拐ビジネスの闇に迫り、我が子の奪還を誓った母親の愛と執念の物語『母の聖戦』の予告編が解禁された。

本作は、知られざるメキシコの誘拐ビジネスの闇に迫り、我が子の奪還を誓った母親の、想像を絶する愛と執念の物語。ある日突然、娘を誘拐された主人公シエロは、容赦なく身代金をむしり取られ、たちまち孤立無援の極限状況に。誰にも頼れないことを悟ったシエロは、危険を顧みず犯罪組織への監視、追跡を行い、軍をも巻き込んで娘の捜索を繰り広げていく―。第74回カンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映され、第34回東京国際映画祭では審査委員特別賞を受賞した。母の深い愛情と強い怒りを描いた衝撃作であり、並外れた緊迫感がみなぎるクライム・スリラー。

今回解禁された予告編は、娘が自分の口紅を母に塗るという、愛ある家庭のほほえましい日常のシーンから始まる。しかし、ある日突然、愛する娘を誘拐したと名乗る若者が現れ金品を要求され、それまでの平和な日常が一瞬にして終わりを告げる。藁をもつかむ思いで犯人の要求にこたえるシングルマザーのシエロであったが、娘は帰ってこず騙されたことを知る。メキシコでは年間10万人以上が行方不明となっており、巨大な誘拐ビジネスが蔓延している。皆泣き寝入りを余儀なくされており、警察や友人、別れた夫など周囲の人々に相談するが「捜しても無駄だ」と相手にされず、誰も助けてくれない。

しかし、「私が何としても娘を取り戻す」と、たった一人で巨大な犯罪組織に挑んでいく。激高した母は、修羅と化すがごとく、凄まじい執念で犯人を見つけ出し、娘を取り戻そうと命がけで闇の世界に足を踏み入れていく―。果たして、無事に見つけることは出来るのか?決して娘を諦めない、母親の娘を想う気持ちに胸が打たれる映像となっている。

予告編

『母の聖戦』は2023年1月20日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開!
監督:テオドラ・アナ・ミハイ
出演:アルセリア・ラミレス、アルバロ・ゲレロ、アジェレン・ムソ、ホルヘ・A・ヒメネス
配給:ハーク 配給協力:FLICKK
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