撮影/熊木優


アイドルグループ・日向坂46からの卒業を発表した2期生・宮田愛萌、初の小説集『きらきらし』より、収録作品の一篇「ハピネス」が1月20日(金)発売の「小説新潮」2月号に先行掲載される。

『きらきらし』は、宮田愛萌が高校生の時に出会い、その自由さ・面白さ・奥深さに魅了され、大学でも学んだのが、大好きな万葉集から好きな和歌を5首選んで、歌から自由に想像を膨らませていった連作短編小説集。その小説を元に、万葉集の都・奈良へ旅する様子を撮影。宮田が行きたいところを詰め込んだ奈良で、無邪気に喜ぶ全開の笑顔から、大人びた表情まで、アイドルとして最後の姿が収められている。

今回、小説集『きらきらし』より、収録作品の一篇「ハピネス」が「小説新潮」2月号に先行掲載されることが決定した。「小説新潮」は1947年創刊、75周年を迎えた月刊小説誌で、川端康成、太宰治、松本清張、司馬遼太郎などの作品を掲載してきた。現在発売中の1月号では林真理子、江國香織、角田光代など人気作家の短編や赤川次郎、恩田陸、桐野夏生、宮城谷昌光などの小説が連載されている。「小説新潮」は全国の書店で販売。

撮影/熊木優

宮田愛萌 コメント

 このたび、私の初めての小説集『きらきらし』から「ハピネス」を「小説新潮」に掲載させていただくことになりました! 江國香織さんをはじめ、大好きな作家さんが書いていらっしゃるような雑誌に掲載させていただけること、とても嬉しいです。ぜひ、手にとって読んでみてください!

「小説新潮」担当編集者コメント

 小誌に掲載させていただく宮田愛萌さんの「ハピネス」は、少女が大人になる過程で経験する切ない思いと経験が丁寧に描写された短編小説です。その繊細な心理描写や巧緻な表現に、拝読しながら何度も溜め息をつきました。大人になるということは、なにかを諦めていくことなのかもしれない。冬の陽のような優しさに、微かな諦観が滲む少し大人の物語を、単行本の発売に先駆けて、一足早く皆様にお届けできますことをとても嬉しく思っています。ご期待ください。

掲載情報
宮田愛萌「ハピネス」
掲載:「小説新潮」2023年2月号 1月20日(金)発売
定価:1,000円(税込)
※新潮社公式サイトは こちら

書籍概要

タイトル:きらきらし
造本:四六判 128ページ(うちカラー48ページ)
本体価格:1,800円
発売日:2023年2月28日(火)
ISBN:978-4-10-354941-3
特典:ポストカード3種類中1種、特製リーフレット封入
URL: こちら
公式Twitter: @manamo_manyo