奇跡の歌声をもって生まれたワニのミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』の日本語吹替予告像が解禁された。

ニューヨーク。何をやっても上手くいかず、ショービジネス界から追放寸前のショーマンのヘクターは、自分の人生を変えてくれる、驚きに満ちた、まるで魔法のような「何か」を探していた。ヘクターが路地に佇むある古びたペットショップに足を踏み入れると、店の奥からほのかに歌声が聴こえてくる。人の声とも違う、何とも不思議で、魅惑的な歌声。その声をたどって引き寄せられるように店の奥へと進み、山積みされたケージをかき分けると、歌っていたのはなんと、<一匹の子ワニ>だった――。

今回、ライルを演じる大泉洋のエモーショナルな歌声が初披露される日本語吹替予告映像が解禁された。日本語吹替版予告で描かれるのは、ステージを大失敗させてしまったことから育ての親でもあるショーマンのヘクターに捨てられ傷ついた<歌うワニ>ライルと、同じく心に深い孤独を抱える少年ジョシュの物語。ふたりは歌で心を通わせ、絆を強めていく。しかし幸せな時間は長く続かず、ある事件により、別れの時が迫る…。それでも一緒にいたいと強く願い、ライルが少年に捧げた魂の歌声が、やがて世界中に奇跡を巻き起こしていく。この春、一匹の歌声が私たちを感動で包む――。

予告の前半では、ネオン輝く夜のブロードウェイの屋上で、ライルが伸びやかな歌声とともに踊りながら披露する胸高鳴るナンバー「Top Of The World」を、後半では遠く離れてしまった大切な人へ贈る切ないバラード曲「Carried Away」の、異なる曲調の2曲を披露している。

大泉は「どの曲も歌ってて楽しかったですね。「Top Of The World」は歌っていて気持ちがいいし、「Carried Away」も切なくて可哀そうで、歌を入れていたら泣きそうになりました」 と振り返る。さらには、「『Carried Away』は歌というよりは、僕の中ではこれはもうセリフだっていう感覚でしたね」と、言葉を話さず歌だけで想いを伝えるライルという役に対して、「芝居」として向き合った想いを語っている。日本語吹替版の本編の完成については「何度も何度も、ものすごく丁寧に繊細に演じたから、その作業をみんなもするわけじゃないですか。だから本当に出来上がりが楽しみ」と、完成が待ちきれない様子。

物語については「小さな少年ジョシュとワニの絆、友情というのは、グッときますよね」「そこで歌う「Carried Away」が本当にいいんですよね。切なくて。あの情感を出すのが本当に難しかった」と話すように、気持ちが込められ繊細に響き渡るエモーショナルな歌声が解禁される。さらには大泉が歌に込めた想いを語る特別インタビュー第2弾も公開された。

日本語吹替予告映像

大泉洋インタビュー映像 第2弾

『シング・フォー・ミー、ライル』は2023年3月24日(金)より全国で公開!
監督:ウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン
声の出演:ショーン・メンデス
出演:ハビエル・バルデム、コンスタンス・ウー、ウィンズロウ・フェグリー、スクート・マクネイリー、ブレット・ゲルマン
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント