奇跡の歌声をもって生まれたワニのミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』の大泉洋&ショーン・メンデスが登場する「Top Of The World (最高の世界)」ミュージックビデオが解禁された。

ニューヨーク。何をやっても上手くいかず、ショービジネス界から追放寸前のショーマンのヘクターは、自分の人生を変えてくれる、驚きに満ちた、まるで魔法のような「何か」を探していた。ヘクターが路地に佇むある古びたペットショップに足を踏み入れると、店の奥からほのかに歌声が聴こえてくる。人の声とも違う、何とも不思議で、魅惑的な歌声。その声をたどって引き寄せられるように店の奥へと進み、山積みされたケージをかき分けると、歌っていたのはなんと、<一匹の子ワニ>だった――。

今回解禁されたミュージックビデオでは、映画本編では観ることのできない、<歌うワニ>のライルを演じたグラミー賞ノミネートの世界的シンガーのショーン・メンデスと、日本語吹替版キャストに抜擢され、本格的なミュージカルは初挑戦となる大泉洋の2人が本作のメインナンバー「Top Of The World(最高の世界)」を歌う姿を収めている。

2022年夏から歌のレッスンに集中的に取り組み、ライル役を掴むため“英語歌詞”のオリジナル曲をマスターして本国のボイステストをクリアした大泉。今回のミュージックビデオでは、“日本語吹替版歌詞”の歌唱シーンはもちろんのこと、なんとボイステストのためだけに大泉が歌った幻の“英語歌詞”熱唱シーンも収められている。かねてより歌唱力には定評のある大泉だが、柔らかで包み込むような日米パートが交互に映し出され、それぞれがライルの心情に寄り添い、サビに突入すると大泉とショーンが声を重ねて情熱的に歌い上げる姿は圧巻だ。

ニューヨークで誰にも見つからないようにこっそりと生きてきたライルが、ひとりぼっちで孤独を抱えていた少年ジョシュと出会い、初めて披露する曲が「Top Of The World(最高の世界)」。ライルの、相手を大切に思い、自分ができる精一杯で想いを伝えようと生き生きと歌い踊る姿に、ジョシュは恐怖心を吹き飛ばされ、種を超え、言葉を超えて、音楽で心を通じ合わせる。この一匹とひとりのかけがえのない関係に周囲の大人たちも少しずつ影響されていく――。胸高鳴るメロディとともにライルの心情を真っ直ぐに歌い上げる、日米のライル<大泉洋/ショーン・メンデス>がどんな楽曲の数々を披露しているのかに期待が高まる映像となっている。

「Top Of The World (最高の世界)」大泉洋×ショーン・メンデス ミュージックビデオ

『シング・フォー・ミー、ライル』は2023年3月24日(金)より全国で公開!
監督:ウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン
声の出演:ショーン・メンデス
出演:ハビエル・バルデム、コンスタンス・ウー、ウィンズロウ・フェグリー、スクート・マクネイリー、ブレット・ゲルマン
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント