橋爪駿輝のデビュー小説を北村匠海×中川大志W主演で映画化した『スクロール』の主題歌「怪物たちよ」を歌うSaucy Dogの石原慎也のインタビューと本編映像が解禁された。

原作は、YOASOBIの大ヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝が2017年に発表したデビュー小説「スクロール」。物語は、鈍色の青春を駆ける若者たちのリアリティ溢れる青春群像劇。“生きること”そして“愛すること”をエモーショナルに表現し、光が射す明日を強く感じさせてくれるストーリーを独創的な世界観で描くのは、様々な映像のジャンルをクロスオーバーして活躍する清水康彦監督。さらに研ぎ澄まされたセンスで唯一無二の映像美で魅せる川上智之が撮影監督を担当。W主演を務めるのは北村匠海と中川大志。

本作で主題歌を担当したSaucy Dogは、Vo/Gtの石原慎也、Baの秋澤和貴、Dr/Choのせとゆいかで構成された3ピースロックバンド。石原の紡ぎ出すリアルな歌詞とメロディで若者を中心に圧倒的な支持を得ており、昨年末の第73回紅白歌合戦で初出場を果たすなど注目を集めている。今回、主題歌「怪物たちよ」を歌うSaucy Dogの石原慎也が、本作のために書き下ろされた曲の成り立ち、そして作品の魅力を語った。

本作の主題歌のオファーが来たときは、率直にとても嬉しかったそうで「まずどのような作品なのかを理解したくて、原作も映画もしっかり見させて頂きました。そしてこの作品の主題歌としてエンディングで何を伝えられるか、を考えました。」と曲がエンディングで流れているところを想像しながら作り上げていったという。本作を観てまず「これは俺の物語か?と錯覚するほど広く誰にでも当てはまり心に突き刺してくれる映画だと感じました。」とコメント。

続けて「今でこそバンドを初めて明るく振るまえるようになりましたが、本来は〈僕〉に近い性格だと思います。どちらかと言われれば根暗で冴えない人生でした。ただ〈私〉の様に曲がったことが嫌いだったり、”菜穂”みたいに見栄っ張りで依存心が強かったり、誰が観ても共感出来る部分があるそんな映画でした。」と各キャラクターに共感できるポイントが散りばめられた本作を自分に重ねて歌に昇華していったという。

その中で「ほとんど共感できるキャラクターの部分で書かせて頂いていますが、死にたい瞬間なんて誰にでもあるんだろうと思いました。」と感じたそうで、「例えば一言で命を救えたり殺したりできる世の中、生きてこそ輝けるし生きているせいで苦しんでいるんだろうと思います。ここに書いてるのはほんの一部ですが、自分も含めてみんなが例外なく心に怪物を飼っている。良い怪物も悪い怪物も。そんな誰もが見えていない当たり前を書きました。」と曲に込めたメッセージと共に、主題歌のタイトル「怪物たちよ」の由来についても語った。

また、以前この主題歌について「今までになくかなり攻めた歌詞」とコメントしており、特に「あなたの一言で簡単に人は死ぬんだよ。という意味で「言葉はピストル〜」の部分を書かせていただいていたり、「麻ロープで首を括り手にする自由」という部分は自分的にそこまで生々しく歌詞を書いた事がなかったので、今までになく責めた歌詞になっているのかな?と思っています。」とこれまでとは一味違うSaucy Dogの曲であることを明かした。

印象的なシーンについては「ユウスケが森の母親に抗議しているシーンは僕もかっこいいなと思いました。」と回答。ユウスケの友人・森の葬式に集まった報道陣に社会のあり方を訴える森の母親に対して、テレビ局員として「自分もその社会の中に入ってませんか?」と矛盾点に鋭く切り込んだシーンを挙げた。そんなSaucy Dog 石原慎也も特に印象に残ったという本編映像が解禁された。

本編映像

映画『スクロール』主題歌
「怪物たちよ」Saucy Dog
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Saucy Dog「怪物たちよ」MUSIC VIDEO

『スクロール』は全国で公開中!
監督・脚本・編集:清水康彦
出演:北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音、水橋研二、莉子、三河悠冴/MEGUMI、金子ノブアキ/忍成修吾/相田翔子
配給:ショウゲート
©橋爪駿輝/講談社 ©映画「スクロール」製作委員会