新たな“アベンジャーズ”に繋がるマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の特別映像が解禁された。

世界中に衝撃と感動を巻き起こした『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)をはじめ、メガヒット大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオのプロデューサーであり社長のケヴィン・ファイギが「今までの映画と違い、新たな“アベンジャーズ”に繋がる作品」と明言する最新作。主人公は身長わずか1.5cmの“最小”アベンジャーズ、アントマン。宇宙の生命の半分が消されていた『アベンジャーズ/エンドゲーム』では量子世界を使ったタイムトリップの可能性に気づき、キャプテン・アメリカや、天才トニー・スターク(アイアンマン)らに伝えたアントマン。これをヒントにアベンジャーズは過去の時代からインフィニティ・ストーンを回収、サノスとの最終決戦へ繋がるアベンジャーズでも最も重要な役割を果たしていた─。

今回、アントマン一家が〈量子世界〉を舞台に繰り広げる戦いや、“マーベル史上最凶の敵”カーンの恐ろしすぎる攻撃の一端を映し出した特別映像が解禁された。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「アントマンは過小評価されているよ。『エンドゲーム』では、彼が世界を救ったんだ。そんなアントマンこそ、フェーズ5の先陣を切るのにふさわしい」と語り、本作が“アベンジャーズ”に続く〈始まりの物語〉となることを改めて宣言。全人類の過去・現在・未来の時を操り、その存在を消し去ることもできる能力を持つ“マーベル史上最凶の敵”であるカーンに、アベンジャーズで最も“普通”なヒーローのアントマンが一家総出で立ち向かう本作への期待を煽った。

映像にはカーンが象徴的な紫色のスーツと青い仮面を身にまとい、両手から光線を放つ恐ろしい攻撃シーンも映し出されている。カーンを演じるジョナサン・メジャースは不敵な笑みを浮かべながら「カーンの暴走は始まったばかりだ」と意味深に語り、壮絶な戦いの始まりを予感させる。また、戦いの舞台となる量子世界には誰も見たことのないような不思議な世界が広がっており、アントマン役のポール・ラッドは「劇場で観てほしい。観客は目の前の信じられない映像に夢中になるだろうね」と、圧巻の映像美と迫力で描かれる壮大な“最小の世界”への期待させた。

これまでの陽気なアントマンのユニークな活躍とは打って変わってシリアスで仰々しい展開が予想される本作だが、解禁された映像では手のひらサイズの小さなピザをピム粒子で大きくして「8ドル節約した」と“ドヤ顔”するハンク・ピム博士や、アントマンとキャシーがテンポ良く繰り広げる掛け合いなど、「アントマン」シリーズらしさ全開のコミカルなシーンも端々に散りばめられている。アントマンが人類の想像を遥かに超えた量子世界を舞台に史上最大の脅威・カーンに立ち向かう本作では、カーンに娘を人質にとられ、“娘を救うには世界を犠牲にせざるを得ない”という究極の選択を迫られたアントマンが迎える“最後の戦い!?”から目が離せない。

特別映像

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2023年2月17日(金)より全国で公開!
監督:ペイトン・リード
出演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファー、ジョナサン・メジャース、キャスリン・ニュートン、ビル・マーレイ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2022