新たな“アベンジャーズ”に繋がるマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が週末ランキングで1位を記録し、全世界でも興行収入470億円を超える大ヒットスタートを切った。

世界中に衝撃と感動を巻き起こした『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)をはじめ、メガヒット大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオのプロデューサーであり社長のケヴィン・ファイギが「今までの映画と違い、新たな“アベンジャーズ”に繋がる作品」と明言する最新作。主人公は身長わずか1.5cmの“最小”アベンジャーズ、アントマン。宇宙の生命の半分が消されていた『アベンジャーズ/エンドゲーム』では量子世界を使ったタイムトリップの可能性に気づき、キャプテン・アメリカや、天才トニー・スターク(アイアンマン)らに伝えたアントマン。これをヒントにアベンジャーズは過去の時代からインフィニティ・ストーンを回収、サノスとの最終決戦へ繋がるアベンジャーズでも最も重要な役割を果たしていた─。

2月17日(金)に日本で公開された本作は、公開3日間で興行収入4億1,055万円、動員数247,561を記録し、週末興行収入・動員ランキングで共に1位の大ヒットスタートを切った。全米でも今年公開された作品の中でNo.1のオ―プニング成績となる1億1,180万ドル(日本円で約158億円)を叩きだし、全世界では3億5,730万ドル(日本円で約478億円)を超える数字を記録した(1ドル134円換算、2月20日時点 ※Box Office Mojo調べ)。

多種のラージフォーマットで展開されている本作だが、前作に引き続き監督を務めるペイトン・リード監督が「新境地を開拓するために、アントマンを強大な敵と戦わせた」と語るように、本作ではマーベルで最も“普通すぎるヒーロー”アントマンが、“マーベル史上最凶”の敵に立ち向かう。時を操る能力を駆使して時間軸や並行世界を自由に移動できる征服者カーンは、別のユニバースではアベンジャーズを殺した事もあるという…。そんな2人の戦いをまるで、スター・ウォーズを彷彿とさせる量子世界を舞台に、ラージフォーマットで鑑賞する事を推奨していたペイトン・リード監督の言葉が実現した。

また、本作は昨年7月29日(金)に公開された『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が週末オープニング1位を記録して以来、実に195日ぶりの洋画作品No.1となった。2023年には、洋画大作映画としては5月に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』、6月にはディズニーの実写映画『リトル・マーメイド』、ハリソン・フォード主演最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』などの公開が控えており、今後公開される洋画作品の弾みになることが期待される。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は全国で公開中
監督:ペイトン・リード
出演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファー、ジョナサン・メジャース、キャスリン・ニュートン、ビル・マーレイ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2022