『長ぐつをはいたネコと9つの命』の猫の日ジャパンプレミアが2月22日(水)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、土屋アンナ、中川翔子、小関裕太、木村昴が登壇した。

本作は『シュレック』シリーズから飛び出した、帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークの圧倒的な人気を誇る伝説(レジェンド)ネコ、“プス”を主人公として生まれた映画『長ぐつをはいたネコ』のシリーズ第2弾。前作を大きく超えたアクション&冒険&キュルルンお目目と全てがパワーアップし、第80回ゴールデングローブ賞アニメ映画賞、第50回アニー賞作品賞、第95回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされるなど、そのクオリティの高さも話題を呼んでいる。

“猫の日”である2月22日に行われたジャパンプレミアイベントには、日本語吹き替え版声優を務めた土屋アンナ、中川翔子、小関裕太、木村昴が登壇した。プス(山本耕史)の元カノで今は気まずい関係のキティ役の声優を務めた土屋。猫を6匹飼っていることもあり、オファーが来た際には「メチャメチャ嬉しくて、やる!もう即決でした!」と喜色満面。「3びきのくま」と一緒にプスを追いかける女の子ゴルディ役の声優を務めた中川もオファーに対して「嬉しい!やったあ!万歳!でした。相棒(飼い猫)のメポに『お前のCIAOちゅ~る代を稼ぐからね!』と話しかけました。アフレコの日に合わせてド金髪にブリーチして挑みました」と意気込み十分だった。

プスの冒険仲間となるネコに変装したイヌ・ワンコ役の声優を務めた小関は声優初挑戦。「声優業には興味があったので、これはやりたいぞ!と思いました。犬を飼っていることからワンちゃんらしさは小さいころから体に馴染んでいるので僕的にはやりやすかったです」と手応えを感じていた様子。ゴルディの“弟”くま、ベイビー・ベアの声優を務めた木村は「ゴルディとは兄弟なのでメチャメチャやりあいます」と予告すると、中川は「生まれて初めて『あんたの乾いたウンコ!』と言いました。こんなセリフってあるんだ…と思った」と爆笑ポイントを報告した。

劇中のお気に入りキャラの話題になると小関は「キティ(土屋)が素敵。サバサバしていてクールだけれど、根底にある愛情深さがワンちゃんネコちゃんとの関わりによって見えてくる」と推薦。土屋は「プス(山本)!歌って踊れてオッレー!みたいな。自由気ままで自分の楽しいだけを根本に生きている一方で、心の弱さもあって人間臭い…あ、この場合はネコ臭いか」とプッシュ。中川は「保護猫を大量に飼っているママ・ルナ!あのシーンにはドリームワークスの本気が詰まっていて、この映画は人類史上最多猫登場の映画としてギネス記録もいけるはず。私もいつかママ・ルナみたいなおばあちゃんになって、無人島を買って猫中川アイランドをこしらえたい」と大興奮。木村は「ウルフ(津田健次郎)の声がいい!声が優れていると書いて、声優ですから。お子さんたちはウルフを怖いと思うかもしれないけれど、それも含めて味のあるいい役になっている」とお気に入りだった。

土屋は6匹、中川は8匹、木村は1匹の猫を飼っており猫派。一方でこれまで犬派だったという小関は「ネコちゃんにはツンとしたイメージがあるというか、僕は恋愛でもツンとされるのが苦手でデレデレ来てほしい方なので、ネコちゃんの性格に苦手意識があった。でもそんなネコちゃんが近づいてきてくれた時に認められた!と嬉しくなった。そこからネコって可愛い!が始まった」と心境の変化を告白。すると木村は「はい、ネコ沼!」と認定し、中川も「犬派の人はネコを冷たそうだと言うけれど、ゴロンゴロン喉を鳴らしてガンガン来る。お風呂に入ると『シャイニング』のジャック・ニコルソンみたいにドアを顔でこじ開けて入ってきますよ!」とネコあるあるを明かした。

さらにスペシャルゲストとして長ぐつをはいたネコ・プスが登場。登壇者はプスに対して、語尾にニャンをつける“猫語”を駆使して本作のPR合戦を開始。土屋は「ミルクを飲むシーンが可愛かったニャン」とニッコリで、中川は「うわー!プスが私の溺愛する相棒息子メポにそっくり過ぎてもう帰りたい!ニャー!」と大騒ぎ。小関は「ニャンかカッコ良くて、目をキュルキュルさせて上目遣いするところは可愛かったよ。大人にも子供にも刺さる映画だったよ。チーム仲間!楽しかったワン!」と役柄に合わせてPR。木村は「クマ一家も頑張るニャン!だからお互い頑張ろうニャン!負けへんニャン!」とネコ撫で声で訴えていた。

最後に、土屋は「プスがめっちゃ頑張るから最後まで応援してあげてください!お母様方は、私たちの願い事ってなんだろう?っていうのを気付かせてくれる映画になっています。ひとつひとつの言葉を自分にリンクさせながら観るといろんな学びが感じられると思います。」、中川は「全身でネコを浴びてネコまみれになって欲しい。一回の人生をどんなふうに強く生きるかをプスが命がけで生き方を教えてくれる、大人も子どもも楽しめる作品です」、小関は「犬派の僕でもネコが大好きになる映画でした。アクションも笑いもありなんですが、言葉が素敵な作品で見終わったあとになにか一つだけでも素敵な言葉を見つけれいただけたら嬉しいなと思います」、木村は「家族や友達と見た後に盛り上がって、家に着くまで楽しめる映画です。めちゃくちゃ笑えるシーンもたくさんありますから、ワクワクしながら楽しんでください」と本作をアピールした。

【提供写真・オフィシャルレポート】

『長ぐつをはいたネコと9つの命』は2023年3月17日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:ジョエル・クロフォード
国声の出演:アントニオ・バンデラス サルマ・ハエック
配給:東宝東和、ギャガ 
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