閑山島海戦を映画化し、韓国で730万人を超える観客動員を記録した大ヒット作『ハンサン ―龍の出現―』に俳優・大谷亮平さんより本作への絶賛コメントが到着、併せて本編映像が解禁された。

イ・スンシン(李舜臣)は韓国では知らぬ者のいない救国の英雄。朝鮮水軍の将軍として迫りくる日本の大軍から朝鮮を守り抜いたことで知られている。対する脇坂安治(わきざかやすはる)は、豊臣秀吉に仕え、加藤清正らとともに「賤ヶ岳の七本槍」に名を連ねた武勇の持ち主。お互いの実力を認める武将たちが、自軍内の政治的な駆け引きに翻弄されながらも、ついに決戦のときを迎える―。イ・スンシンを演じるのは、パク・チャヌク監督『別れる決心』で主演を務めるパク・ヘイル。対する脇坂安治には、本作で第43回青龍映画賞と第58回大鍾賞映画祭にて助演男優賞を受賞したピョン・ヨハン。さらに名優アン・ソンギ、アイドルグループ2PMのメンバーとしても活躍するオク・テギョン、コンミョンら多彩なキャストが脇を固める。本作を手掛けたのは、同じくイ・スンシンを主人公に慶長の役の《鳴梁(ミョンリャン)海戦》を描いた『バトル・オーシャン 海上決戦』(2014)で韓国映画の歴代観客動員1位を記録したキム・ハンミン監督。

今回、12年にわたる韓国での俳優活動においてキム・ハンミン監督『神弓‐KAMIYUMI‐』出演が大きなターニングポイントだったと公言する俳優・大谷亮平からコメントが到着した。『神弓‐KAMIYUMI‐』、そして『バトル・オーシャン 海上決戦』というキム・ハンミン監督の大ヒット作に出演し注目された大谷は、以前、日本テレビ系「アナザースカイ」にゲスト出演し、韓国を訪れた際にもキム・ハンミン監督と再会するなど親交が厚く、公開に先駆けて本作を鑑賞した。

大谷亮平(俳優)コメント

日本陣営の様子も丁寧に描かれていたので、決戦に向かうまでの両国の緊張感溢れる動向は非常に見応えがあり、海戦が始まると水しぶきが飛んでくるかの様な臨場感、亀船と安宅船が躍動する凄まじい戦いぶりには終始圧倒されました。

併せて、大谷も注目した朝鮮軍のイ・スンシン対日本軍の脇坂安治がいよいよ直接対決する“閑山(ハンサン)海戦”が今まさに始まろうとする緊張感溢れる本編映像が解禁された。まだ夜明け前の薄暗い中、日本軍を誘い出すべく、航路専門家オ・ヨンダム(アン・ソンギ)が先陣を切って船を進める。その様子を見守る朝鮮軍大将のイ・スンシン(パク・ヘイル)は「火薬を2重に装着せよと伝えたか?」と火砲の準備を確かめたのち「我々も出陣に備えよう」と静かに伝え、「全軍、出陣せよ」と命じる。すると「出陣だ!」「出陣せよ!」と臣下たちも勇ましく応じ、太鼓が鳴り響き、出陣する。

一方の日本軍も「殿、イ・スンシンが出陣した模様」と動きを察し、「その数、唐浦(タンポ)に56隻。すべて板屋船で、やはり囲い船(かこいぶね)は見当たらぬそうです。敵の策では?」と前回の海戦で恐れられた敵の囲い船つまり亀船を警戒。すると大将の脇坂安治(ピョン・ヨハン)は「囲い船はもうよい!左右に分かれて待ち伏せるのだ!」と強い口調で言い放つ。そしてついに国の運命を分ける決戦が幕を開ける

本編映像

『ハンサン ―龍の出現―』は2023年3月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国で順次公開
監督:キム・ハンミン
出演:パク・ヘイル、ピョン・ヨハン、アン・ソンギ、オク・テギョン(2PM)
配給:ツイン
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