「TikTok(ティックトック)」と東宝株式会社がタッグを組み、今年で3回目となる縦型映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2023」の開催が決定した。

本映画祭は、日本を代表するエンタテインメント企業である東宝とショートムービープラットフォームであるTikTokがタッグを組み「縦型映画」という新たな映画の“カタチ”を通して、《“映画”の可能性を広げ、世界に羽ばたく新たなクリエイターに出会い支援する》ことを目的としたプロジェクト。縦型だからこその観点や技法の発見、自由な鑑賞の仕方に繋がる「縦型映画」は映画そのものの在り方を大きく広げていく可能性を秘めている。本映画祭は「縦型映画」を制作のみならず鑑賞も含めて映画の新たなフォーマットとして定着させ、それを文化として広めて行く事にも尽力する。グランプリを含め複数の賞を設けており、過去2回の受賞者たちは縦型映画の先駆者として、活躍し始めている。

2021年の第1回で北村匠海、第2回では磯村勇斗が務めたアンバサダーだが、第3回となる今回は俳優・歌手・映画監督の池田エライザが就任する。動画作品の公募は5月10日(水)より開始する。

今回は、【グランプリ】【観客賞】のほかに脚本賞とアニメ・CG賞、そして、チャレンジ賞の3つの賞を新設。【脚本賞】は映画にとって大切なストーリーテリングに着目した賞となっており、【アニメ・CG賞】は技法を称える賞となります。そして【チャレンジ賞】は、縦型映画という新たなフォーマットへの挑戦を称える賞となっており、より多くの才能との出会いの可能性を広げるべく設けた。

作品は最短1分から最長10分まで。13歳以上であればだれでも参加が可能。今回は「1本の投稿で完結された1分~10分以内の縦型映画作品のみ」が審査対象となる(複数エピソードまたは複数投稿からなる作品は選考対象外)。グランプリ受賞者は賞金30万円のほかに、東宝のクリエイティブレーベルGEMSTONEによる新作映画の制作権利及びその制作のサポートを受ける事ができる。

池田エライザ コメント動画
池田エライザ(公式アンバサダー)コメント

みなさん、こんにちは。池田エライザです。
磯村勇斗さんからのバトンを受け取りまして、この度TikTok TOHO Film Festival 2023のアンバサダーに就任致しました。
この縦型映画のみを扱う映画祭は今年で3 回目を迎えました。
私自身も映画を撮る者として、縦型映画は今後どうなって行くのか、ものすごく興味を持ってます。
撮影方法も、鑑賞する方法も新たな可能性に溢れてるからこそ想像のつかない名作が生まれる場でもあると思います!
作品を創る人、観賞する人、みんなで楽しみましょう!

佐藤陽一(TikTok Japan General Manager)コメント

今年も「TikTok TOHO Film Festival」を開催できることを心から嬉しく思います。2021年にスタートしてからはや回目を迎えました。
「縦型画面」による表現を通じて新たな才能を発掘しようと始まった映画祭ですが、毎回クリエイターの皆さんの創造性に驚かされています。縦型ならではの距離の近さや没入感を、スマホならではの自由な鑑賞スタイルでぜひ楽しんでいただきたく思います。この新しいフォーマットを映画文化の一端にまで引き上げるべく、東宝様と共にしっかりとサポートしていきます。
今年もまた新たな才能と出会えるのが楽しみです。この映画祭が多くのクリエイターの活躍の場として更に認知され、発展していけるようつとめてまいります。

大田圭二(東宝株式会社 常務執行役員)コメント

「TikTok TOHO Film Festival」は進化と成長を続け、この度3回目の開催を迎えることとなりました。過去2回の反響の大きさには大変驚かされております。
回を重ねるごとに応募作品の質も高まっており、この縦型映画祭を通してまだ見ぬ才能あるクリエイターたちと新たに出会えることを楽しみにしております。
今回新たに設立された賞も、より多くの才能との接点を可能にしてくれるでしょう。
この映画祭が、クリエイターたちにとって才能を遺憾なく発揮できる特別な場となることを願っております。

『TikTok TOHO Film Festival 2023』
募集期間:2023年5月10日(水)~8月13日(日)23:59
詳細は 特設サイトにて