ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』の公開に合わせて、大人気作『カールじいさんの空飛ぶ家』のその後を描く短編アニメーション映画『カールじいさんのデート』が同時上映されることが決定した。

『トイ・ストーリー』の“おもちゃの世界”、『モンスターズ・インク』の“モンスターの世界”、『ファインディング・ニモ』の“海の中の世界”、『インサイド・ヘッド』の“頭の中の世界”、『リメンバー・ミー』の“死者の世界”など、ユニークでイマジネーションあふれる[もしもの世界]を舞台に数々の感動的な物語を観客に贈り届けてきたディズニー&ピクサー。彼らが贈る最新作は、火・水・土・風の“エレメントの世界”を描く『マイ・エレメント』。

今回、本作の公開に合わせて、2009年に公開された大人気作『カールじいさんの空飛ぶ家』のその後を描く短編アニメーション映画『カールじいさんのデート』が同時上映されることが決定した。

2018年公開の『インクレディブル・ファミリー』と同時上映された、小籠包が主人公の物語『Bao』以来、およそ5年ぶりの劇場同時上映となるピクサーの短編アニメーション映画『カールじいさんのデート』。本作は、最愛の妻・エリーに先立たれたカールじいさんが「いつか2人で“伝説の滝”パラダイス・フォールに行く」という亡き妻との約束を果たすため、我が家に10,297個もの風船を結び付け大冒険に出る『カールじいさんの空飛ぶ家』のその後を描く物語。カールじいさんは渋々承知のうえで友人女性とデートに行くことになるも、最近のデート事情がまったく分からず緊張気味に。そんなカールじいさんに、特別な首輪のおかげで人と話すことができる犬のダグがデートの前の緊張をほぐし、犬でも仲良くなれる“友達の作り方”のコツを伝授する、2人の1日が描かれる。

『カールじいさんの空飛ぶ家』は公開当時多くの感動を呼び、世界中で大ヒットを記録。アニメーション映画として初めてカンヌ国際映画祭のオープニング作品として上映され、第67回ゴールデングローブ賞ではアニメーション映画賞と作曲賞を受賞。第82回アカデミー賞では、1991年公開の『美女と野獣』以来、史上2度目となる作品賞の候補入りを果たした傑作だ。当時監督を務め、引き続き本作も手掛けるボブ・ピーターソン監督は「エリーの代わりになる人はいないので、これは友情の物語です。エリーが『新しい冒険をしなさい』と言ってくれたことに敬意を表しているんです。そしてこの作品は、『マイ・エレメント』のテーマにうまく調和するものになっています」と語っている。

また、ピーターソンと同様に引き続きプロデューサーを務めるキム・コリンズは「私たちはこれを集大成と捉えています。この作品はとても美しく終わり、二人は一緒に歩き出し、二人の絆を見ることができます」と物語の完結を示唆。本シリーズにおいては、ダグが映画の劇中でカールじいさんらに出会うまでの1日を描いた『ダグの特別な一日』、そして映画のその後のダグを描いた『ダグの日常』と短編アニメーション作品が手掛けられているが、ついに完結を迎えるカールじいさんとダグの物語に、世界中で早くも期待が寄せられている。

『マイ・エレメント』は2023年8月4日(金)より全国で公開
監督:ピーター・ソーン
声の出演:リア・ルイス、ママドゥ・アティエ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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