『大名倒産』の公開直前イベントが6月11日(日)に丸の内ピカデリーで行われ、神木隆之介、松山ケンイチ、桜田通が登壇した。

数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎の傑作時代小説「大名倒産」(文春文庫刊)。2019年に上下巻で単行本が出版されると「面白い!」「こんな浅田作品が読みたかった!」と話題になった作品が、ついに実写映画化。監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』など、立て続けにヒット作を生み出し続ける前田哲。本作が時代劇初挑戦となる。脚本は、映画『七つの会議』やドラマ「半沢直樹」の丑尾健太郎と、ドラマ「特捜9 season2~4」「下町ロケット」の稲葉一広の共同脚本。主人公・松平小四郎役に神木隆之介。そのほか、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、小日向文世、宮﨑あおい、浅野忠信、佐藤浩市が出演する。

劇中では兄弟役を演じる3人だが、神木にとって劇中同様に年上の松山と桜田。松山については「決断力がある。困った時に『どうしたらいいですかね』と言ったら、『こうでいいんじゃない?』と決めてくれる。頼りがいがあるお兄ちゃんだなと思いながら接しています」といい、桜田については「10何年の付き合いで、僕のことも詳しくどんな人間か知ってくれていると思う。心優しくて、人の繊細な気持ちの動きに敏感な方だなというのは昔から思っています」といい、「(劇中では)どこかしら2人とは兄弟なんだなと思っていただける雰囲気や関係性だったと思う。実際にお2人を信頼しているからその雰囲気は出ていたんじゃないかと思います」と明かした。

明日には、中国・上海で開催中の第25回上海国際映画祭で上映される本作だが「『マジで』とか、どう翻訳されるんだろうね」と気になる様子の松山。神木は「どう見えるんですかね。時代劇でコメディで、なおかつ現代の言葉も入っている作品を、海外から見てその作風がどう見えるか興味あります」といい、これに松山は「明日行ったほうがいいんじゃない?」と笑いを誘う場面も。

さらに、作品にちなんで、“お金を貯める工夫”を聞かれると「同じようなものはなるべく買わない」と話す神木に「同じようなものを買ってるイメージあるよ。鑑賞用といろいろ」とツッコむ桜田。「臨機応変さは必要じゃない?急な出費どうしようみたいな、そういう時にどう対応できるかが大事」と話す神木は「僕はオタクなので欲しいものはできれば手に入れたいし、小さな変化は大きな変化なので」と熱弁した。

松山は「できるだけ長く使う。ある程度の価格のモノは長持ちする。支払うときはある程度高い金額になってしまうけど、10年20年と使かっていく中で割ったら安くなる。壊れても直して使おうとする」いい、桜田は「節約というより、いっぱい使って、使わないと手に入らない経験とか感情がある。それを仕事に活かして、いい風に返ってきたらいいなと」と自身の考えを明かした。

また、事前に公式ホームページで募集された「節約川柳」から各賞を発表。大賞受賞者には壇上で神木から賞状の授与が行われ、松山と桜田がサポートするなど会場を沸かせた。

最後に神木は「時代劇ではありますけど、現代に置かれている状況や自分と似ているなというキャラクターがいっぱいいると思うので、見ていただいたときに毎回違うキャラクターに感情移入できると思います。この映画がみなさんにとって、ちょっと元気出たなとか、明日からがんばってみようかなと思っていただける作品であればいいなと思います」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『大名倒産』は2023年6月23日(金)より公開
監督:前田哲
出演:神木隆之介
杉咲花、松山ケンイチ
小日向文世/小手伸也、桜田通/宮﨑あおい
キムラ緑子、梶原善/勝村政信、石橋蓮司
髙田延彦、藤間爽子、カトウシンスケ、秋谷郁甫、ヒコロヒー
浅野忠信/佐藤浩市
配給:松竹
© 2023『大名倒産』製作委員会