『交換ウソ日記』のサプライズ特別授業が6月20日(火)に都内で行われ、高橋文哉、桜田ひよりが登壇した。

シリーズ累計発行部数50万部突破の櫻いいよによる青春小説「交換ウソ日記」(スターツ出版文庫)を実写映画化した本作。「好きだ」突然届いた学校イチのモテ男子からの交換日記。でもそれは、親友宛のものだった―。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことを言い出せないまま、やり取りを続けてしまう。彼を知って惹かれていく一方で、打ち明けるきっかけをどんどん失っていき…ウソから始まった、切ない片想いの行方は―。学校イチのモテ男子で、思ったことを口にするド直球な性格の瀬戸山潤を高橋文哉、瀬戸山とは真逆に、つい空気を読みすぎてしまう不器用なヒロイン・黒田希美を桜田ひよりが演じる。

劇中の制服を着用した高橋と桜田が登壇すると、大きな歓声が沸き起こる中で行われた今回のイベント。撮影以来となる制服着用に「違和感があるんですけど、髪色が違うので」と照れ笑いを浮かべた高橋。同じく撮影以来の制服という桜田だが、鳴りやまない歓声「めちゃくちゃうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

イベントでは、劇中で高橋演じる瀬戸山と桜田演じる希美が交換日記をやり取りする際に使用した“リクエストBOX”に入った生徒の悩みに2人がアドバイス。「先生との別れが寂しい」という高校3年生の悩みに、「僕はお手紙とお菓子を先生たちにあげて。ちょっとしたものでもあげると先生方も覚えてくれていたりする」と自身と重ね、桜田は「残りの時間を大切に過ごして思い出を作ってください」と答えた。

「梅雨に入って髪のくせがある」という悩みに、「私もくせ毛で梅雨の時期はくるくるになっちゃうから気持ちは分かります」と共感する桜田は「梅雨の時期はしっかりとトリートメントをして、寝る前もくしでとかしながらドライヤーをかけて。髪質に合うシャンプーとか試してください」とアドバイスした。

また、バレーボール部を引退して「どうしたらいいのやら」という悩みに、「僕も(中学生の時に)バレーボールやってた」と話す高橋は「引退試合の時に僕キャプテンをやっていたんですけどミスして。緊張感に負けて、そのことを2~3年くらい夢に出てくることがあって」と明かし、「いつか振り返った時に、あの瞬間に救われたなと思う悩みにぶち当たると思うので、その時に横にいる仲間だったり、先生を思い浮かべて、また一歩進めるように、今はぽかんと空いた状態でいいと思います」とエールを送った。

最後には「どうやったら彼氏ができますか?」という悩みに、「焦らず運命の相手に出会えるために自分磨きとかファッションを楽しんでほしいです」とアドバイスする桜田。続けて高橋からはその生徒に対して「俺のことを知らないなら、知ってほしい。付き合ってください。好きだ」と、劇中の告白シーンを再現し、生徒は「彼氏いらないです、もう大丈夫です」と答え、笑いが起きた。

【写真・文/編集部】

『交換ウソ日記』は2023年7月7日(金)より全国で公開
監督:竹村謙太郎
出演:高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ/板垣瑞生
配給:松竹
©2023「交換ウソ日記」製作委員会