『交換ウソ日記』の初日舞台挨拶が7月7日(金)に丸の内ピカデリーで行われ、高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ、板垣瑞生、竹村謙太郎監督が登壇した。

シリーズ累計発行部数50万部突破の櫻いいよによる青春小説「交換ウソ日記」(スターツ出版文庫)を実写映画化した本作。「好きだ」突然届いた学校イチのモテ男子からの交換日記。でもそれは、親友宛のものだった―。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことを言い出せないまま、やり取りを続けてしまう。彼を知って惹かれていく一方で、打ち明けるきっかけをどんどん失っていき…ウソから始まった、切ない片想いの行方は―。学校イチのモテ男子で、思ったことを口にするド直球な性格の瀬戸山潤を高橋文哉、瀬戸山とは真逆に、つい空気を読みすぎてしまう不器用なヒロイン・黒田希美を桜田ひよりが演じる。

本作が恋愛映画初主演となった高橋は「率直にうれしく思っています。最初に観た瞬間に、7月7日を早く迎えたい、早くみなさんに届いてほしいと思った」と感慨深げに語った。ヒロインを務める桜田は、客席を見渡し「楽しく観ていただけたんだろうなと伝わってくる」と笑顔を見せた。そんな2人に「撮影の時から2人が頼もしかった」という竹村監督。今年の2月~3月に行われたその撮影について高橋は「(撮影が)『もう終わった』という感覚」と振り返った。

「一番好きなのはほっぺをむにゅってしているところ。何回か出てくるんですけど絶妙に力加減が違う」とお気に入りシーンを挙げる茅島は「『ひゃー』ってなります(笑)ドキドキして。ひよりちゃんの受けてるときの顔がとってもかわいくて癒されました」と照れ笑いを浮かべた。このシーンについて高橋は「どれだけリアルに届けるかを考えながら」と振り返り、一方で桜田は「緊張して、心臓が全然違うところにいっている感覚だった。何も考えられない」と笑いを誘った。

一方で、遊園地のシーンがおすすめという齊藤は「はしゃぎ具合とか、男性2人はジェットコースターを怖がっていたので」と振り返り、「(絶叫系が)大好きで楽しかった」と笑顔を見せた。

また、キャッチコピーにちなんで“実現させたい願い事”を短冊で披露。「願わずとも叶います様に」と書いた高橋は「願わずとも叶えられるくらい、後ろを振りからずに進んでいきたい」と語った。「犬に囲まれたい」という桜田に続けて、「絵がうまくなりますように」と書いた茅島は「撮影の休憩時間に絵を描いていて、自分と似たような画力の方が数名いたので安心しました(笑)」と笑いを誘った。

さらに、「少食になりたい」という齊藤は「怖いくらい食べるんです。多分ひかれるレベル。胃に物を入れないようにしたい。チョコレートが好きです」というが、そんな齊藤について「本当にひくくらい…(笑)1日遊んだことがあって、朝はるさめのスープを飲んで、とんこつラーメンを食べて、たこ焼きを食べた後に、『お腹空いてるからカレーうどん付き合って』というのを昼までに終わらせていて。こんなに食べる人初めて見ました」と明かし、共演者を驚かせた。

【写真・文/編集部】

『交換ウソ日記』は2023年7月7日(金)より全国で公開
監督:竹村謙太郎
出演:高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ/板垣瑞生
配給:松竹
©2023「交換ウソ日記」製作委員会