白岩瑠姫(JO1)×久間田琳加 W主演『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の予告編と本ビジュアルが解禁された。

無彩色で息苦しいこの世界。救い出してくれたのは、“私を嫌い”な君でした――。マスクが手放せない「優等生」の茜と、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪の青磁。しかし、彼らにはそれぞれ誰にも言えない過去と秘密があり―。原作は、多くのヒット小説を生み出してきた小説サイト「野いちご」で連載され、第1回野いちご大賞を受賞した、汐見夏衛「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版刊)。W主演を務めるのは白岩瑠姫(JO1)と、久間田琳加。監督を務めるのは酒井麻衣。

今回解禁された予告編は、白岩瑠姫演じる青磁が久間田琳加演じる茜に「俺、お前のことが…」と切り出す、告白を予感させる印象的なシーンから始まる。しかし、青磁から言い放たれた言葉は「大嫌い」。学校ではマスクが手放せず、本心を隠して優等生を演じている茜に、青磁は「言いたいことがあるなら、ちゃんと言えよ!」とたたみかける。思わず「私はこういう風にしか生きられないの!」と言い返す茜の手を引き、抜けるような青空の広がる屋上へと連れ出す青磁。

息苦しい世界から救い出してくれた青磁に次第に心惹かれていく茜だが、青磁が口にした言葉は「ごめん。もう会えないかもしれない」との思いもよらない一言。さらに映像のラストに切り取られた台詞が意味するものとは―。酒井麻衣監督によるリリカルな演出とカラフルな映像美のもと、何もかもが正反対のふたりの距離が、まるで夜と朝が融け合うグラデーションのように変化していき、恋に落ちていく様を丹念に綴った必見の予告編に仕上がっている。

映像で使用されているのは、白岩が所属するグローバルボーイズグループJO1による劇映画では初となる書き下ろし主題歌「Gradation」。タイトルさながら徐々に惹かれ合い、やがてひとつの「色」を織り成していく青磁と茜の関係を、瑞々しさあふれる11人の魅力的なボーカルとサウンドでエモーショナルに表現。映画のストーリーをモチーフにした歌詞も相まって、鑑賞後感を鮮やかに彩る仕上がりとなった。

予告編

併せて解禁された本ビジュアルは、青磁と茜が互いに背中を預け合い、同じ空を見上げる様子を捉えている。タイトルロゴは、青磁を象徴する「青磁色」から、茜を象徴する「茜色」へのグラデーションを意識したものとなっており、まさに「夜が明けるような」配色が美しい。色がキーポイントとなる本作の魅力がたっぷり詰まっている。

ビジュアルの制作には、今後のクリエイティブシーンを担う若き才能が集結。フィルムでのスチール撮影を行ったのは数々の企業広告や『最後まで行く』(2023)のビジュアル撮影なども担当した増田彩来。圧倒的な透明感と物語性にあふれる写真は若い世代を中心に圧倒的な支持を集める、今大注目の写真家だ。ビジュアルの縁を彩る絵の具のテクスチャー、マチエールを施したのは、アーティストの朝霧レオ。「日曜日の初耳学」(TBS)の出演ゲストのポートレートイラスト担当などで知られ、本作の絵画監修として、白岩演じる青磁の絵画指導にも携わっている。マチエールとは、絵の材料が与える効果・材質感のこと。制作にあたり、立体的でカラフルな質感を目指し、ビジュアルの細部においても青磁と茜の心情表現を徹底的にこだわり抜いた様が見て取れる。

さらに、『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』ムビチケ前売券の発売が決定した。6月30日(金)より、 全国の上映映画館 メイジャー通販サイト ムビチケオンラインにて発売される。オンライン券には、第1弾特典として、増田彩来撮影による青磁と茜の儚く、切なげな表情を捉えたデジタル画像を購入者限定がプレゼントされる。

『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』は2023年9月1日(金)より全国で公開
監督:酒井麻衣
出演:白岩瑠姫(JO1)、久間田琳加
箭内夢菜、吉田ウーロン太、今井隆文/上杉柊平、鶴田真由
配給:アスミック・エース
© 2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会