森七菜×奥平大兼W主演『君は放課後インソムニア』のオフショット1点と場面写真2点が解禁され、併せて脚本を担当した髙橋泉のインタビューが到着した。

「富士山さんは思春期」、「猫のお寺の知恩さん」で一瞬のきらめきのような思春期を描いた青春漫画の旗手・オジロマコトが手掛け、2019年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載中の「君は放課後インソムニア」。幅広い世代から高い支持を得、現在、コミックスは第11集まで刊行されている大ヒット漫画を映画『東南角部屋二階の女』で長編映画の監督としてデビューし、テレビドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」や「祈りのカルテ」でも演出を務める池田千尋監督が実写映画化。若手実力俳優の森七菜、奥平大兼がW主演を務める。

「原作ファンも大満足!」「期待値の100倍良かった!」「ボロ泣きの感動作!」「最高の映画体験!」「本年度ベスト!」「多くの若者に観てもらいたい傑作!」「何回観ても新しい“ここ好き”が発見できる」「すぐに作品の世界に引き込まれた」「トキメキで満ち溢れている」「キャスティングが神ってる」など、絶賛のコメントが溢れている本作。

先週末から公開された北村匠海主演『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』も、本作『君は放課後インソムニア』とは対照的ながらも、「青春」「友情」という共通項があり、その根源は、双方の脚本を担当した髙橋泉氏にたどり着く。『君は放課後インソムニア』の池田千尋監督とタッグを組んだ『スタートアップ・ガールズ』(19)や、山田孝之主演の『凶悪』(13)のほか、漫画原作の実写映画化である『秘密 THE TOP SECRET』(16)や、『坂道のアポロン』(18)を手掛ける一方で、『ひとよ』(19)や、『朝が来る』(20)では心に重荷を抱えた家族の再生・葛藤をテーマにする脚本も書き上げてきた。

今回、髙橋のインタビューが到着、『君ソム』の魅力について語っている。

髙橋泉

――原作「君は放課後インソムニア」を読まれた感想をお聞かせください。
髙橋 写真のように一瞬が切なく切り取られていたり、開いたページから伊咲(いさき)と丸太(がんた)が飛び出して来そうな瑞々しさがあったり。全編が生きることの静けさと輝きに溢れながら、ユーモアが絶妙。
――大人気漫画を実写映画化するにあたり、どのような点を意識して脚本を書かれましたか?
髙橋 伊咲と丸太が楽しんでいるときだけじゃなく、悩んでいても苦しんでいても、その瞬間だって生きているんだということを意識して、筆圧を上げて書きました。

――好きなシーン、好きなセリフがあれば教えてください。
髙橋 ここ、ということはないけど、二人の世界が広がっていくきっかけとなる、倉敷先生や白丸先輩とのシーンが好きです。

――本作に限らず、森七菜さん、奥平大兼さんの印象をお聞かせください。
髙橋 森七菜さんは、見ているだけで泣きそうになる切なさを含んでいる役者。奥平さんは、焦燥感をちゃんと体現出来る役者。

――脚本制作において最も注意、意識されている点はどこでしょうか?
髙橋 仕事の評価に繋がるための脚本ではなく、観た人の日常に繋がるための脚本を書くことです。

『君は放課後インソムニア』は2023年6月23日(金)より全国で公開
監督:池田千尋
出演:森七菜、奥平大兼、桜井ユキ、萩原みのり、上村海成、安斉星来、永瀬莉子、川﨑帆々花
配給:ポニーキャニオン
©オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会