ウソからはじまる本当の恋?―『交換ウソ日記』が昨年末に韓国で公開され、観客動員11万人を突破する大ヒットを記録している。

本作は、シリーズ累計発行部数65万部突破、ティーンから絶大なる人気を誇る『交換ウソ日記』(著:櫻いいよ)の実写映画化した、勘違いだと言い出せないまま始まった交換日記を軸に巻き起こる切ないすれ違いラブストーリー。主人公であるド直球な学校イチのモテ男子・瀬戸山潤を演じるのは、恋愛映画初主演の高橋文哉。真剣な眼差しと笑顔のギャップなど、多彩な彼の魅力を最大限発揮し演じている。

先日発表された第47回日本アカデミー賞新人俳優賞に高橋文哉、桜田ひよりが選ばれたことも話題を呼んでいる本作。韓国では2023年12月13日に401スクリーンで公開された。コロナ禍からの劇場来場者が回復しない韓国映画業界においては、2022年に『すずめの戸締り』や 『THE FIRST SLAM DUNK』が記録的な大ヒットをしたことを受けて、アニメを中心に日本のコンテンツへの注目がかなり高まっている。さらに、2022年の『今夜、世界からこの恋が消えても』が大ヒットしたことをきっかけに、10~20代をターゲットとしたラブストーリーの人気に火が付き、今なおブームは続き盛り上がっている。

そんな中で公開された『交換ウソ日記』は、日本映画は3万人動員すればヒットといわれる韓国映画界で、1月23日(火)時点で114,129人と11万人を超えるヒットをたたき出し、公開からわずか2週間半で2023年の実写日本映画ランキング3位を獲得、今もなお高評価が続いている。

韓国の観客からは「1年前から韓国での公開を楽しみに待っていて本当に良かった!」、「青春時代にしか味わえない、甘くて可愛い学園ラブストーリーが最高!」、「音楽も最高だし、すごく楽しめるラブストーリー。ベタでも安っぽくもない、良いセリフに溢れた映画!」など、若い世代を中心に絶賛のコメントが多数寄せられ、SNSでも熱く盛り上がっている。

配給を手掛けたSignal Pictures / BY4M STUDIOは「誰もが共感できる優しい映画。単なるラブストーリーを超えて、若い世代に向けられた温かいメッセージが、10代だけでなく幅広い年代の観客にも愛された理由だと思う。『交換ウソ日記』の配給を通じて、韓国の観客たちと温かい感情を分かち合えたことがとても嬉しい」と語っている。

日本国内でも12月6日に数量限定生産の特別版Blu-ray&DVDが発売され、好調な売れ行きを記録中。メイキング、イベント映像集や公開記念特番が収録された特典ディスクの他に、封入特典のフォトカードセットもついて豪華で満足度の高い商品となっている。また、現在デジタル配信も行われている。

『交換ウソ日記』Blu-ray&DVDは発売中
■特別版Blu-ray 7,370円(税込)
■特別版DVD 6,380円(税込)
監督:竹村謙太郎
出演:高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ/板垣瑞生
©2023「交換ウソ日記」製作委員会