映画『すずめの戸締まり』のBlu-rayコレクターズ・エディションに収録されるビジュアルコメンタリーの一部が公開された。

九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。扉の向こう側からは災いが訪れてしまうため、草太は扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”として旅を続けているという。すると、二人の前に突如、謎の猫・ダイジンが現れる。「すずめすき」「おまえはじゃま」ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、草太はなんと、椅子に姿を変えられてしまう―。それはすずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた小さな椅子。逃げるダイジンを捕まえようと3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、すずめは慌てて追いかける。やがて、日本各地で次々に開き始める扉。不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、日本列島を巻き込んでいくすずめの”戸締まりの旅”。旅先での出会いに助けられながら辿りついたその場所ですずめを待っていたのは、忘れられてしまったある真実だった。

今回、Blu-rayコレクターズ・エディションに収録されるビジュアルコメンタリーの一部、3シーンが7月20日(木)正午より 東宝MOVIEチャンネルにて特別公開、そして「すずめの戸締まり」公式ツイッター、インスタグラムでも7月20日より1日1シーン、3日にわたり連続公開される。

たくさんのモニターと、質問BOXやグッズに囲まれたスタジオで、すずめ役の原菜乃華と草太役の松村北斗の2人が本編を見ながら裏話や苦労話を語り合うビジュアルコメンタリー。声で演じることの奥深さを真剣なトーンで語ったり、好きなシーンに思わずテンションが高くなったりと、息つく間もなく語り尽くしている。アフレコ台本に貼られた付箋やたくさんのメモを披露しつつ、共演者や新海監督からのメッセージや質問に答えていきながら、改めてこの作品に携わったものとしての思いや魅力を語り合う、ファンにはたまらない内容の濃いものとなっている。

ビジュアルコメンタリーの一部

『すずめの戸締まり』Blu-ray&DVDは2023年9月20日(水)発売
■Blu-rayコレクターズ・エディション4K Ultra HD Blu-ray同梱5枚組(初回生産限定) 14,300円(税込)
■Blu-rayスタンダード・エディション 5,500円(税込)
■DVDスタンダード・エディション 4,400円(税込)
発売元:STORY inc./コミックス・ウェーブ・フィルム  
販売元:東宝
©2022「すずめの戸締まり」製作委員会