『Gメン』の完成披露舞台挨拶が7月25日(水)に都内で行われ、岸優太、竜星涼、恒松祐里、矢本悠馬、森本慎太郎、りんたろー。、吉岡里帆、高良健吾、尾上松也、田中圭、瑠東東一郎監督が登壇した。

2014年から18年まで「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載され、人気を博した小沢としおの代表作「Gメン」。昨年TVドラマ化された「ナンバMG5」など学園をモチーフにした青春作品を数多く手掛ける原作者・小沢の初の映画化。主演を務めるのはKing & Princeの岸優太。映画やTVドラマで存在感を発揮し、現在放送中の「すきすきワンワン!」(23/NTV)ではドラマ単独初主演ながらチャーミングな演技で注目を集めている。映画初主演となる本作では、全力だけど空回りな“熱きおちこぼれ“ヒーロー・門松勝太を好演。さらに竜星涼、矢本悠馬、森本慎太郎、りんたろー。、吉岡里帆、高良健吾、尾上松也、田中圭が出演する。メガホンをとるのは瑠東東一郎監督。

冒頭では「熱いキャラクターで、誰かのために何かをする感じの…とにかく熱い!あとほぼ岸みたいな。いいやつって感じです」と自身のキャラクターを紹介した岸。撮影現場では「漠然と楽しかった」という岸は「グループメールもやったりして、画像を共有したりして」と“1年G組”キャスト5人でのやり取りを明かした。恒松は「本当に男子高校生のようで、そういう話をしていたり。撮影の合間にみんなでラーメンを食べに行ったり、本当に学生なのかなと。心をちゃんと高校生にしているなと思って観ていました」と振り返った。

そんな生徒たちを見守る吉岡は「このままでみんな仲良くて。誰がおもしろいことを言えるかを競っているイメージ」と現場の様子を明かすと、「その場で考えた一発ギャグをやるというのはやっていましたけど、あまり受けなかったですけどね」と明かした。これに岸は「ギャグのぶつけ合いで、ね」と話し出すと「岸、めっちゃおもしろいのあったよね」という矢本。さらに「Gメンギャグあったよね?」というりんたろー。の言葉に、岸は「かーめーはーめーー…背水の陣」と一発ギャグを披露し、会場の笑いを誘った。

その賑やかなキャスト陣を横目に「ずっとこんな感じでした」という高良と田中。「関わっちゃいけないみたいな(笑)」と振り返る田中、高良は「僕は逃げていっちゃいました。ふられるのが怖くて」と明かした。一方で松也は「ギャグで騒いでるのを、心の中では『バカなことやってるなー』と思いながらも無表情で。本当は入りたかった」と明かすと、森本は「めっちゃチラチラ見てたんですよ。たまに眉毛ぴくっと動いたりして」と明気づいていたという。

さらに、イベントでは自身が演じた役以外で演じたいキャラクターを発表し、岸は竜星が演じた「瀬名」と回答。続けて、作品の内容にちなんで“青春を一言で表すと?”という質問に「汗」と書いた岸は「野球をやっていたので、全力でやっていた時代のことを思い出す。全力じゃないですか、汗をかいているイメージ」と答えると「野球でいいじゃん」とツッコミが入るなど笑いを誘った。

最後に岸は「感じるな、感じろという感じで…あ、違う」と笑いを誘いつつ「考えるな、感じろと。終わった後に思いでトークとか止まらないと思うので」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『Gメン』は2023年8月25日(金)より全国で公開
監督:瑠東東一郎
出演:岸優太、竜星涼、恒松祐里、矢本悠馬、森本慎太郎、りんたろー。/吉岡里帆、高良健吾・尾上松也、田中圭
配給:東映
©2023「Gメン」製作委員会 ©小沢としお(秋田書店)2015